片付けられない時世の特徴5選。デメリットと掃除ができない女を卒業する方法
片付けられない女性には、どんな特徴があるのでしょうか? また、片付けられないデメリット・片付けることのメリットとは? この記事では、整理収納アドバイザーのFujinao(フジナオ)さんが、片付けが苦手な人の特徴と片付け上手になるためのコツを解説します。
こんにちは。ミニマリストで整理収納アドバイザーのFujinao(フジナオ)です。
今まで「片付けられない」という女性がいるお家を数百件訪問して、お片付けをしてきました。
モノ余りの時代、といわれるほどモノがあふれている現代。
つい増えてしまったモノに囲まれて、片付けができないと悩んでいる女性たちはとっても多いのです。
今日は「お片付けが苦手」という女性の特徴と、片付け上手になるための大切なポイントをご紹介いたします。
片付けられない女性の特徴
女性は何かと荷物が多い生き物です。
でも、いつもキッチリと整理整頓して美しく暮らしている人もいますよね。
片付けられる人と片付けられない人では、どんなちがいがあるのでしょうか?
「片付けが苦手な人」の特徴をチェックしてみましょう。
(1)「自分が使うか」で判断できない
・「まだ使えるから捨てられない」
・「プレゼントでもらったモノだから捨てられない」
・「みんな持っているから捨てられない」
こんな考え方をしがちな人は、要注意です。
自分が使うのかどうかではなく、モノ目線で「まだ使える」「壊れていない」と判断してモノを取っておいてしまう人。
「人からいただいたモノだから捨てられない」と相手目線になってしまい、ずっとモノをため込んでしまう人。
自分が必要だから買うのではなく「みんな持っていて便利そうだから買う」という買い物の仕方をしてしまうタイプの人。
このようなタイプの人は、モノ選びの主軸が自分ではなく「他人目線」になっているため、家の中にモノがあふれがちです。
(2)過去に縛られている
昔もらった指輪や元彼との写真、子どものころに集めたキャラクターグッズ、5年前のコンサートのパンフレットなど。
もう見るわけでもないのに、なんとなく捨てられずに取っておいている……。
家の中の空間には限りがあるものです。
過去の出来事や飽きてしまった趣味のモノに空間を占領されているうち、「今、自分が本当に大切にしたいのは何か」が自分で見えなくなってしまう人もいます。
(3)忙しくて見て見ぬふりをしている
仕事に、プライベートに忙しい毎日。
「いつかは片付けなきゃ」と思っているけれど、ついつい先延ばしにしてしまう。
休日も腰を据えて片付けに励むことはせず、外へ行く用事を作って「散らかっている部屋」から現実逃避してしまうタイプです。
(4)片付けが苦手だと思い込んでいる
「私は昔から片付けが苦手だった」ということを言い訳にして、片付けのこととなると思考停止し、自信をなくしてしまうタイプの人もいます。
(5)ストレスの発散方法が買い物
日常のストレス発散として、買い物をしてしまう。
家の中に値札がついたままの洋服が何着もある場合は要注意です。
このような人は、新しく買ってきたのに紙袋や箱から出してもいないモノがあふれてしまうタイプです。
片付けられないことのデメリットとは?
「人生の半分は整理整頓である」。
ドイツではそんなことわざがあるのをご存知ですか?
家の中がきちんと片付いた生活をしている人は、人生も規律ある生活をしている。
反対に家の中がぐちゃぐちゃだと仕事も私生活もいい加減なものになってしまう、だから人生の半分は整理整頓といえるくらい大切なものなのだよ、という意味だそうです。
では、「片付けられないこと」のデメリットとは、具体的に何なのでしょうか?
(1)一日が上手にまわらない
「あの色の口紅どこだっけ?」「鍵はどこだっけ?」「社員証がない!」と探し物からスタートする朝と、探し物もなくスムーズに身支度を終えて出かけられる朝では、心の余裕がまったくちがいますよね。
会社についても机の中が上手に整理されていなければ、「印鑑がない」「カッターどこだっけ?」「あの大切な書類がない!」と探し物に時間を使うことに……。
「あれがなかったらどうしよう……」と不安になる探し物は、心にも大きな負担です。
探し物ばかりする一日では、精神的疲労でぐったりしてしまいます。
(2)自分に自信がなくなる
どんなに部屋がほこりまみれでも、髪の毛が落ちていても、「不潔さ」で簡単に人が死ぬようなことはあまりありません。
でも、仕事から帰ってきたときに「散らかっているな〜」とため息が出るような部屋だったり、「こんな部屋じゃ人を呼べない」とうしろめたくなるような部屋だったりすると、簡単に人の心は弱ってしまいます。
部屋が片付いていないことで「私はダメな人間だ」といつも自己嫌悪したり、自信を失ったりしている女性は多いものです。
(3)お金の管理もできない
部屋が散らかっていると在庫の管理が難しくなり、同じ商品を2個も3個も買ってきたり、逆に足りなくて深夜のコンビニに買いに走ったりと、経済的な生活ではなくなります。
「何に」「いくら使っているのか」をきちんと把握することができないので、お金の管理も曖昧になってしまい、その結果、貯金ができなくなってしまいます。
片付けられることのメリットとは?
すっきりきれいに片付いた暮らしは、私たちにさまざまな恩恵を与えてくれます。
片付けのメリットについて見ていきましょう。
(1)毎日の生活がスムーズになる
部屋が片付いていると行動動線を邪魔することがないので、身支度もお掃除もお料理も楽にこなすことができるようになります。
同じ家事をするにも、片付いていると時間がかからずに済むもの。
その結果、自分の時間に余裕が生まれるのもうれしいですね!
(2)頭が整理されて気力がわく
部屋のどこに何がどれだけあるかを把握できるようになると、家の中で無駄に頭を使うことがなくなります。
「あれをしよう!」と思ったときにすぐ取りかかれるようになるので、生活にも活力が出てきます。
(3)暮らしが整うと生活の質が上がる
部屋が片付くと、その部屋を維持するために余計なモノを買わなくなります。
そうなると自然とお金が貯まるようになりますし、お金に余裕ができるので少ない持ち物の一つひとつにちょっとだけこだわった品を買うことができるようになります。
結果、毎日の生活の質と心の満足度が上がり、お家で飲む一杯のコーヒーがカフェで飲むコーヒーよりも贅沢な気分で味わえることも。
そんな心地よい暮らしを味わうことができます。
片付けられない女性を卒業する3つの方法
片付いた部屋で暮らすことは、日々の暮らしをスムーズにし、生活の質まで上げてくれるもの。
片付けが苦手なままの人生は嫌だ! 変わりたい! そう思ったら、次の3つのことを意識してみてくださいね。
(1)もっとワガママに生きる!
最初の「片付けが苦手な人の特徴」でお話ししたように、片付けが苦手な人は「自分軸」ではなく「他人軸」でモノを見ている人が多いのです。
たとえば、まだインクが出るボールペンがあったとします。
でも、家にあるボールペンを集めてみたら、なんと30本も!
すべてを使い切るのは時間がかかります。
ここで「まだ使える」と思って取っておくのではなく、使い心地がいいモノを必要な本数だけ残して、あとは手放しましょう。
一度思い切って捨ててしまうことで、今度は「家にモノを持ち込む」ことに慎重になります。
同じように「何かに使えるかも」と取っておいたハギレやボタン、瓶、缶、小物なども、今、使い道がないのであれば手放してOK。
残すモノを選ぶときの基準は「自分の役に立ってくれているかどうか」。
「何かに使えるかも」はもうやめましょう。
家の中は倉庫ではありません。
「モノがもったいない」よりも、あなたの大切な生活空間が使わないモノに侵食されているほうがもったいないのです!
優先すべきは、モノよりも「あなた自身の生活」です。
(2)上質なモノを楽しもう!
昔からほしかった、あの北欧のマグカップ。
でも、100円ショップに行けば似たようなデザインのモノが売っているからそっちで我慢しよう……。
そんなときには思い切ってほしかったモノのほうを買ってみましょう。
ずっとほしかった「あのマグカップ」が満たしてくれるのは、コーヒーを飲むという機能だけではありません。
「自宅でお気に入りのカップに注いだコーヒーをゆっくりと味わう」という贅沢。
「このカップがあれば、ほかはいらない」と思える満足感。
「上質なモノに触れ合う」という楽しさ。
さまざまな暮らしの豊かさを味わうことができます。
「安価なモノをたくさん」よりも「上質なモノを少しだけ」という生活にシフトチェンジしてみませんか?
(3)ライフステージは日々変わる。常に見直しを忘れずに!
人の生活は日々変わっていきます。
昔あんなに好きだったアイドルに興味が持てなくなったり、何度も繰り返し読んでいた本を読まなくなったり、その時々で持ち物の好みが変わってしまうのは自然なこと。
これから先も自分という人間はどんどん変わっていきます。
「今の自分に不必要なモノをため込んでいないかな?」と、いつも持ち物をチェックする気持ちが大切です。
片付けられない女性を卒業しよう!
たくさん笑った一日も、バカみたいについていない一日も。
心が震えるくらい幸せだった一日も、悲しくて立っていられないような一日も。
いつも変わらず受け入れてくれるのは、あなたのお部屋です。
どんなときでも変わらず、あたたかくすべてを受け入れてくれて、あなたを包み癒してくれるお部屋づくりはまだはじまったばかり。
あなたが主役となるお部屋づくりができますように。
モノに縛られない自由で軽やかな人生になるよう、心から応援しております。
(Fujinao)
※画像はイメージです
※この記事は2019年05月31日に公開されたものです