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「一人で生きていく」と決意した女性がすべきこと

仁科友里

一人で生きていくと決めたら

一人で生きていく

「私は一人で生きていく」と心から言えるのならOKですが、消去法としての決断なら、もう1回考えてみませんか?

たとえば「婚活に疲れたから、一人で生きる決心をする」と思ったとします。まず、その婚活方法は、あなたに向いているものですか? あなたの得意な出会い方ですか?

婚活というと「数打ちゃ当たる」といった具合に、ともかく男性に会いまくることだと考えている人がいますが、「自分をより魅力的に見せる」出会いでなくては意味がないのです。

たとえば、仕事でミスをしたときに、「どこがまちがっていたのか」を解明することは必要ですよね?

婚活も同様で、「婚活に疲れた、だから、もう一人で生きていく」と白黒つける前に「なぜうまくいかないのか」を考えてみてもいいと思います。

彼氏ができない人、彼氏はできるけれど続かない人、彼氏はできるけれど結婚の話がまったく出ない人で、「やること」はちがいます。拙著『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)が、その手助けになれば幸いです。

もし、心から「一人で生きていく」と決めた場合、すべきことは3つです。

お金を準備する

一人で生きていく

お金があると、たいていのことは解決されます。年金の支給もさらに遅くなることが予想されますから、お金は持っていて損はないでしょう。

親せき付き合いをする

一人で生きていく

将来的には変わるかもしれませんが、病気で入院するときなど、入院費用を保証する保証人が必要になります。お友だちに頼めそうだという人はそれでかまいませんが、遠慮してしまうタイプの人は、日ごろから親せき付き合いをして、「お願いしやすい関係」を作っておきましょう。

顔を出す場所を作る

一人で生きていく

老後のために、他人と付き合うという考え方は本末転倒だと思いますが、いろいろな場所に顔を出すことで、孤立を避けることができると思います。

人生100年時代、結婚したから安泰な時代ではない

一人で生きていく

日本は超高齢化社会を迎えつつありますが、女性のほうが平均寿命が長いことを考えると、結婚しても夫に先立たれることはあります。これまでお伝えしたとおり、お子さんがいても、一緒にいられるとは限りません。となると、結婚するしないより、「仲間を作る能力」のほうが問われる時代になるのかもしれません

(仁科友里)

※画像はイメージです

※この記事は2019年05月30日に公開されたものです

仁科友里 (コラムニスト)

1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。OL生活を綴ったブログが注目を集め、2006年に『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。『サイゾーウーマン』『週刊女性』『週刊ポスト』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む女性たちの相談にも答えている。
Twitterアカウント @_nishinayuri

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