お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

意外と知らない正しいスキンケア方法~肌のタイプを知ることが大事~

遠藤幸子(エイジング美容研究家/美容ライター)

毎日のスキンケアはどうしていますか? 新商品や気になった商品を片っ端から試していたり、肌の状態を考えずにケアをしていませんか? 自分の肌に合わないスキンケアを続けていると、肌老化を加速させたり、肌トラブルを招く恐れがあるので注意しましょう。今回は、美肌を育むのに効果的なスキンケアの方法をご紹介します。

スキンケア方法の基本

美肌を育むためには、まず自分の肌のタイプを知ることが何よりも大切です。そのうえで、自分の肌のタイプに合ったスキンケア用品を使いましょう。
また、スキンケアの方法も肌のタイプによって異なります。それを理解して正しい方法でスキンケアを行うことを習慣にしましょう。

まずは自分の肌のタイプを知る

どうすれば自分の肌のタイプを知ることができるのでしょうか。

オススメの方法は、朝起きて洗顔前の肌を自然光が入る明るい室内でよく観察することです。鏡で観察するほか、清潔な手で肌に触れたり、つまんだりもしてみましょう。そうして顔の隅々まで肌のうるおい状態や油分量などをチェックしましょう。

この肌チェックを毎日の習慣にすると、自分の肌周期がわかるほか、それに応じた肌の変化を確認することができます。

肌のタイプは、以下の4つに大きく分けることができます。

オイリー肌

オイリー肌は、皮脂の分泌が多くて肌がギトギトしたり、テカったりしやすい状態の肌を指します。

乾燥肌

乾燥肌は、肌のうるおいや水分が不足してカサついている状態の肌を指します。この状態の肌は、肌のバリア機能が低下し、外的刺激を受けやすくなっています。

混合肌

混合肌というのは、Tゾーンなどはテカっているのに、頬や口元などはカサついている状態の肌を指します。

敏感肌

敏感肌というのは、外的刺激に敏感になっている状態の肌を指します。アレルギーや乾燥が密接に関係していることが多々あります。

肌タイプの特徴を参考に、自分の肌のタイプを見極めましょう。

正しいスキンケアの順番

正しいスキンケアを行うには、そのステップも大切になります。まずは汚れを落とすことから始めましょう。

洗顔やクレンジングなどで汚れを落としたら、化粧水、美容液、乳液、または、クリームの順番でスキンケアを行うのがスタンダードです。

しかし、メーカーで推奨されているステップを守ることも大切です。乳液先行型のスキンケアが推奨されている場合には、化粧水よりも乳液の使用が先になります。

また、乳液とクリームの両方を使うことを推奨しているメーカーの場合には、乳液を使用後にクリームを使うことになります。

いずれの場合も使用するスキンケア用品をひとつずつしっかりと浸透させてから重ねることを心がけましょう。メーカーで推奨されている使用量を守ることも大切です。

次ページ:肌のタイプ別スキンケア方法とスキンケア用品の選び方

SHARE