「持たない暮らし」をはじめよう! シンプルライフを実現する5つの方法
持たない暮らしのメリット・デメリット
では、「持たない暮らし」を実践すると、生活はどう変わるのでしょうか? そのメリット・デメリットを探るため、「持たない暮らしをしたことがある、または実践中」と答えた女性たちに、持たない暮らしをしてみてよかった点と困った点について教えてもらいました。
持たない暮らしのメリット
部屋が広く感じる
・「余計な物がないため、部屋が広く感じる。部屋の中がすっきりしていて、余計な情報が目に入ってこないため落ち着く」(29歳/医療・福祉/専門職)
掃除がしやすい
・「物が少ないので、掃除がしやすくなった。気分がすっきりする」(28歳/ホテル・旅館・アミューズメント/事務系専門職)
本当に必要か考える癖がつく
・「無駄な物を買わなくなった。本当に必要かどうかよく考えるようになった」(28歳/食品・飲料/その他)
節約につながる
・「余計な物欲がわかなくなり、節約になった。常にすっきりした気持ちでいられる」(26歳/医療・福祉/事務系専門職)
物が少ないと、その分部屋が広く感じられ、すっきりとした気分で過ごせるようです。また、本当に必要な物だけを吟味して買う癖がつくので「節約につながる」という意見も目立ちました。次に、デメリットも見ていきましょう。
持たない暮らしのデメリット
着る服がなくなった
・「捨てること自体が快感になり、服を捨てすぎて着る物がなくなったことがある」(30歳/建設・土木/事務系専門職)
捨てたあとに必要になった
・「一度捨ててしまった本を読みたくなって、再び購入したことがある。吟味しないと後で同じ買い物をしてしまうことがある」(25歳/人材派遣・人材紹介/その他)
思い出の写真を見返せない
・「故人が写っている写真などは、少しくらい取っておけばよかったと思った」(30歳/その他/その他)
思い出の品など、代替のきかない物を捨ててしまい、後悔したという意見が目立ちました。また、服や本なども、捨てすぎると困ることがあるようです。ただ、アンケートの中には「特に後悔したことはない」という意見も。