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どんな人におすすめ? ミルククレンジングの使い方

上田麻里(美容ライター)

ミルククレンジングの使い方

では、ここから具体的なミルククレンジングの使用方法についてご紹介していきます。最初に、アイメイクとリップメイクはリムーバーで落としてから、クレンジングをします。

必要なもの

ミルククレンジングに必要なアイテム

コットン、ポイントメイクリムーバー、ミルククレンジング

(1)ポイントメイクを先に落とす

ポイントメイクリムーバー

ポイントメイク専用のリムーバーをもあるのでチェック!

マスカラ・アイライナー・アイブロウなどの目元まわりとリップメイクは、先に専用のポイントメイクリムーバーで落とします。

皮膚の薄い目元などに負担をかけないためにも、リムーバーはコットンがひたひたになるくらいたっぷりと染み込ませます。

力を入れずに、上から下へなでるように拭き取ります。

(2)ミルククレンジングを手で温める

ミルククレンジング500円玉を手に取る

乾いた手に、500円玉大ほどのミルククレンジングを取ります(製品によって異なりますので、規定量を参考にしてください)。

顔にのせる前に、手の温度でクレンジング剤を温めます。

ミルククレンジングは、手のひらに取った段階では、油分が水分に包まれた状態になっています。温めることで、油分が表面に出て水分が包まれている状態に逆転し、表面に出てきた油分がメイクや余分な皮脂などとなじみやすくなります。

(3)Tゾーンから順になじませる

ミルククレンジングをなじませる順番

皮脂の分泌量の多い部分から順に、Tゾーン→額→顎まわりなどのUゾーン→頬→目元と、なじませていきます。できれば1分以内に終わらせるのがポイントです。

(4)ぬるま湯で洗い流す

しっかりメイク汚れとなじんだら、ぬるま湯で洗い流します。温度は32度程度がベスト。

肌を擦らないよう、ていねいにゆっくりと流していきましょう。

ポイントと注意点

長時間、肌にのせたままにするのはNG!

ミルククレンジングは、肌に優しいという特徴がありますが、それでも長時間、肌の上にのせておくのは厳禁です。

クレンジングをしながらマッサージをしているという人もいるかもしれませんが、肌の乾燥の原因にもなりかねません。

なるべく早く、できれば“1分以内”で落とすように心がけてくださいね。

摩擦に気をつける

ミルクタイプは水分量が多くさらっとしているため、使用量が少ないと摩擦が起こりやすいことも。

きちんと記載の使用量を守る、もしくは少し多めくらいがおすすめです。

肌が敏感な人は「界面活性剤」の少ないものを

クレンジング剤には、水と油分(メイク汚れ)を馴染ませるために、界面活性剤というものが含まれており、これが肌の負担となってしまうことがあります。

必ずしもすべてが、肌に悪いものというわけではありませんが、肌が敏感な人は避けるのがベターです。オーガニック系のクレンジング剤は、天然の界面活性剤が使用されているなど、考慮されたものもあります。

次ページ:美容ライターおすすめミルククレンジング3選

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