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彼氏との電話で緊張したくない。電話で緊張する心理と対処法

織田隼人(心理コーディネーター)

おぜきめぐみ

【ケース別】電話で緊張しないための対策

電話で緊張する人は、どのような対策をとればいいのでしょうか? ケース別に解説してもらいました。

自分から電話をかけられない場合

まずは、電話に慣れるために、「電話をかけたい人」以外の人に電話をかけることからはじめましょう。たとえば、仕事の電話で謝らなければならない場合であれば、別の簡単な用事の電話を先に済ませるなどをすると、電話に対する抵抗が少し減ります。

同じく、好きな人に電話をする前には、友だちと電話で簡単に話しておくと、勇気が少し湧いてきます。まずは緊張しにくい相手で、電話の練習をするといいでしょう。

それが無理な場合には、電話をかけるリミットを設定しましょう。「あと5で電話する!」というように決めてしまえば、自分で自分の背中を押すことができます。

どもったり噛んだりしてしまう場合

よくどもったり噛んだりしてしまう場合は、電話の前に何を言うのかあらかじめ考えておきましょう。箇条書きでいいので、何を伝えなければならないのか、メモなどをあらかじめ作っておくのがおすすめ。

また、出だしの言葉を考えておきましょう。取引先の場合は「お世話になっております」となりますし友だちの場合には「今、電話大丈夫?」かもしれません。定型文をあらかじめ作っておき、そこから話しはじめると楽になります。

とにかく電話で何を話すのか、大まかに考えておくだけで、噛んだりどもったりすることを減らせますよ。

彼氏(または異性)との電話で緊張してしまう場合

異性相手に電話で緊張する場合には、素直に「電話で緊張して、上手に話せないかもしれないけど……」と先に伝えてしまいましょう。これは話が詰まったときに、相手から、「あれ、話が合わないかも?」と思われるのを防ぐためです。

緊張しているということさえ伝えてしまえば、あとは相手がフォローしてくれるものです。自分が電話ですべてがんばる必要はありません! 電話が苦手なら、相手に引っ張っていってもらいましょう。

友だちとの電話で緊張してしまう場合

友だちとの電話の場合には、頷き上手になればよいでしょう。「うんうん」「そうだよね」「わかるわかる」「そうなんだ~」というように、相手の言葉に対して反応していけば、会話が成り立ちます。

電話が苦手という人は、普段それほど自分からは電話をしないはずですよね。そういった人は、相手から電話がかかってくるか、大事な用があるときに電話をするだけかと思います。相手から電話がかかってくる場合は、上記のように聞き上手であれば、ほぼ対処が可能です。自分からかける場合には、用件だけを先に伝えて、その後会話がのってきたら聞き上手になれば大丈夫です。

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