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「ツヤ肌」と「抜け感」が決め手! ナチュラルメイクのやり方

吉田千佳予

ナチュラルメイクで大切なのは、ベースメイク

自然に見えるように作り込んだメイクが、「ナチュラルメイク」なんですね。それでは最初に、ナチュラルメイクで大切な「ツヤ肌」を作るベースメイクの方法を詳しく教えていただきましょう。

ファンデ

ベースメイクを選ぶコツ

メイクを自然に見せるために、大切なベースメイク。「メイクしてます感」は、ファンデーションが厚塗りに見えることが主な原因です。厚塗り感を出さないためには、メイクのやり方だけでなく化粧品選びも大切。化粧下地は自分の肌に馴染む色で、カサつきやすいタイプなら保湿重視など「肌の状態に合ったもの」を選ぶようにします。ファンデーションは、保湿力の高いリキッドファンデーションが「ツヤ肌」づくりにオススメです。また、首の色と差のない色味のものを選ぶとナチュラルに仕上がります。

ベースメイクの手順

「ツヤ肌」づくりには、肌の保湿がとても重要です。基礎化粧品でしっかり保湿してからメイクを始めましょう。またベースメイクは、基礎化粧品→化粧下地→ファンデーション→フェイスパウダーの順番で行います。

(1)基礎化粧品

洗顔後、化粧水をつけたら少し時間を置いてから乳液をつけ、最後にしっかりハンドプレスして肌に浸透させるようにします。アイテムにはそれぞれ役割があり混ざると効果が薄れるので、化粧水と乳液が混ざらないように気をつけましょう。

(2)化粧下地

乳液をつけて5分経ってから、化粧下地を塗ります。まず化粧下地を、額、あご、左右の頬、鼻の頭の5カ所にのせ、人差し指・中指・薬指の3本を使って内から外へ向けて薄く伸ばしていきます。このとき、指先ではなく指全体を使って伸ばすのがポイント。化粧下地は、肌とファンデーションを密着させる目的があるものです。伸ばした後は、まず肌と化粧下地が馴染むようにしっかりハンドプレスします。

(3)ファンデーション

化粧下地が完全に乾いてから、リキッドファンデーションを額、あご、左右の頬、鼻の頭の5カ所にのせます。次に、頬→額→あご→鼻筋の順にファンデーションブラシで内から外へ向けて、大きく伸ばすように広げていきます。リキッドファンデーションはファンデーションブラシを使うと、ムラなく均一に薄くつけることができるので、ナチュラルに仕上がります。また、毛先についたファンデーションが毛穴を埋めてくれるので「ツヤ感」もアップ。小鼻や口の周りは、ブラシに残ったファンデーションをのせていきます。最後にフェイスラインと首の境目が目立たないように馴染ませてから、ファンデーションと化粧下地の密着を高めるためハンドプレスします。

(4)フェイスパウダー

フェイスパウダーは、パフにしっかりもみ込んでから使います。つけすぎると肌のツヤがなくなるので、Tゾーンや口の周りなどメイクが崩れやすい部分にだけ、パフで押さえるようにつけていきます。

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