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美容師直伝! 雨や湿気に負けない「巻き髪キープ」のコツ

小林 篤史

夜までキープするために! 髪を巻くときの手順

次に、髪を巻くときの手順についてご紹介します。

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手順1:ブロッキングしてから巻く

ブロッキングは、髪を小分けにすること。細かく巻くのと大きく巻くのでは、巻きのつき方がちがいます。面倒だとは思いますが、最低でも上下2つくらいにわけて巻くだけでも、だいぶ変わると思います。ここでの注意点は、巻き髪を左右対称にするために、ブロッキングの高さを左右対称に整えましょう。

手順2:コテを使って短時間で巻く

基本的にコテの温度は、170度~180度。ただ、同じところに長時間熱を当て続けるのは厳禁です。髪の毛にも、熱に耐えられる時間というものがあります。一般的に言われているのは、110度で10分、180度で10秒。なので、10秒以上同じところに熱を当てないように気をつけてください。

手順3:髪の表面をコテで滑らす

髪を巻くとき、すぐに毛先から巻くのではなく、一度髪の表面をコテで滑らせてあげましょう。熱がしっかりと全体にいきわたり、巻きが長持ちする上に、ツヤ感が出ます。髪にウォーミングアップをさせてあげるようなイメージです。

手順4:毛先と中間にわけて、中間から巻く

毛先から巻くと、毛先のみグルグルとカールがついてしまいます。中間から巻いたほうがカールは強く出ますし、上のほうからカールをつけることが可能です。表面の髪のみ中間から巻くだけでも巻きが長持ちするので、ぜひお試しください。

手順5:熱をしっかりと冷ます

髪の毛というのは、熱が冷めるときに形状記憶します。巻いてすぐにほぐしてしまうと、まだ髪がカールを覚えていない状態なので、巻きが緩くなってしまいます。髪に熱を当てたら、冷めるのを待って、最後に一気にほぐしてください。

次ページ:夜までキープするために! 髪を巻いたあとのポイント

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