お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「寝る前ストレッチ」は痩せる? ダイエットに効果的なストレッチ5つ

小林麻利子

寝る前のストレッチにはメリットがたくさん! 例えばシェイプアップ効果や、リラックス効果が期待できます。この記事では、生活習慣改善サロンFlura主宰・ナイトケアアドバイザーの小林麻利子さんが、寝る前ストレッチのメリットを解説。併せて、おすすめのストレッチを5つ紹介します。

寝る前にストレッチをするだけで、体にとってうれしい効果がたくさんあるのはご存知ですか? たった10分でも毎日ストレッチをすることで、1年後には理想の体形になっているかも……!? そこで今回は、「寝る前ストレッチ」の効果や効果的なストレッチ方法について、睡眠やダイエット指導のエキスパート、生活習慣改善サロンFlura主宰・ナイトケアアドバイザーの小林麻利子さんに解説してもらいました。

ch0010000467w

「寝る前ストレッチ」はどんな効果があるの?

「寝る前ストレッチ」は、小林さんが提唱する美容法「うっとり美容」の中のひとつ。

gf2160353130w

※「うっとり美容」とは……

現代人が乱れがちな自律神経を整え、よい睡眠を得るためのケアを指します。“うっとり”とは、自律神経の「副交感神経を優位にする」こと。寝る前の過ごし方やお風呂、運動、食事などさまざまな手段からうっとり習慣を取り入れることで、美肌やダイエット成功、記憶力の向上、メンタル強化など、美や健康に役立たせることができます。

では、「寝る前ストレッチ」は、一体どんな効果があるのでしょう? 小林さんに解説してもらいました。

筋肉の痛みやコリを解消する

疲れや運動不足により筋肉が硬くなると、血管が圧迫されます。すると、酸素や栄養が十分に運搬されず、血管拡張作用のある物質が分泌され、その副作用で体に痛みを感じるようになります。しかし、ストレッチをすることで柔軟性がアップすると、血管の圧力が下がり、体の痛みやコリが緩和されます。

リラックスできる

気持ちのいいストレッチをすると、肝臓・副腎・膵臓・腎臓の副交感神経を優位にする働きのある「カルノシン」という成分が放出されます。これは、科学的にリラックスしているという証拠になります。

シェイプアップ効果がある

寝る前に限らず、ストレッチは、日中凝り固まった筋肉をほぐし、関節可動域をアップさせ、むくみを緩和させます。そのため、シェイプアップにもつながります。

より効果的に「寝る前ストレッチ」をする方法

af9960013946w

時間をかける

ヨガと一緒で、同じポーズをキープするストレッチは、30 秒を目安に行っていきましょう。じっくり時間をかけることで、より気持ちよく体を伸ばすことができます。

呼吸を大事にする

ストレッチは、ゆっくり呼吸をしながら行いましょう。鼻から吸って、口から吐く。息を吸うと心臓の交感神経が刺激されて鼓動が早くなり、反対に、息を吐くと心臓の副交感神経が刺激されて、鼓動がゆっくりになります。そのため、寝る前のストレッチは長めに息を吐くように心がけましょう。

寝る前の15~30分前に行う

ストレッチは、寝る前の15~30分に行いましょう。この時間を副交感神経が優位な時間にすることで、うっとりと気持ちよく眠ることができます。

ベッドの上で行う

リビングの床などでもいいですが、ベッドの上でストレッチを行うことで、リラックス効果を促し、眠気を誘います。なので、そのまま眠られるようにベッドの上で行うのがオススメです。

照明を暗くする

照明は、フットライトなどの間接照明やキャンドルを活用しましょう。さらに、心地よいヒーリングミュージックをかけることで、五感からうっとりすることができます。また、心と体が緩む効果も期待できます。

温度調整をする

エアコンが体に悪いという理由で、寝るときに消す人がいますが、これはNG。途中で暑くなりエアコンをつけることで、中途覚醒となり、深い眠りが得られず、だるさを感じます。今の時期、最適な温度は26度。寝る前のストレッチから朝まで、エアコンを使って快適な寝室をキープしましょう。

激しい運動をしない

寝る前にストレッチ以外の激しい運動をするのは絶対に×。交感神経が刺激されてしまうので、寝つきが悪くなります。よく「体を疲れさせて寝る」という方法をとる人もいるようですが、科学的には不正解です。

▶次のページでは、オススメの「寝る前ストレッチ」を5つ紹介します。

次のページを読む

SHARE