お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋と愛の違いとは? 専門家が教える「恋を愛に育てる方法」

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家)

ファナティック

専門家に聞いた「恋と愛の違い」と「恋を愛に育てる方法」

男女それぞれの意見から、さまざまな「恋と愛の違い」が挙げられました。今度は恋愛専門家の観点から、この違いを見ていきましょう。恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんに聞いてみました。

受け取るものが「恋」、与えるものが「愛」

istock-485655913

「恋」とは自分が受け取るもので、「愛」とは自分が与えるものだと思います。つまり、ドキドキしたり、やる気になったり、頼ったり、愛されたり、守ってもらったり、「彼に○○してほしい」「彼が○○してくれるからうれしい」と思うことが恋。一方で、相手に何かしてもらえなくも、自分から何かしてあげたいと思うことが愛。つまり、相手が存在しているだけで幸福に感じて、こんこんとエネルギーがわいてきて、自分から与えたくなるのが愛でしょう。

「恋」を「愛」に育てるためには?

rf48233444_o

「恋」を「愛」に育てるためには、時間の経過や深さが大事です。いきなり誰かを愛することは、よほどの聖人にしかできないこと。最初は恋心があるからこそ、人は特定の誰かとかかわりを持つことができるのです。そのかかわりの中で、多くのものを与えてもらい、次第に自分からも与えたくなっていきます。恋と愛、どちらか片方だけしかない関係だと、一方通行で長続きしません。与え・与えられる相互関係になってこそ、長続きするのです。つまり、恋を愛に育てる方法とは、誰かと長く、深くかかわること。そして、愛情が芽生えてからも恋心があると、愛も長続きするのです。

次ページ:まとめ

SHARE