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あざができやすい原因とあざをできにくくする方法

小澤佑美

あざができにくい体を作るには

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あざができやすい人の特徴、あなたはいくつ当てはまりましたか? ここからは解決編、「あざ」ができにくい体を作る方法について小澤先生のアドバイスを紹介します。(※小澤先生によると本来のあざ<生まれつきのもの>は予防できないとのこと。ここでは先ほどと同様、打ち身とシミに対する対処法をお教えします)

(1)紫外線対策を行う

あざだけでなく、シミ対策にもなります。顔や手など日光にあたる部位であれば日焼け止めを塗るようにしましょう。首の後ろや夏場に露出する脚もお忘れなく。

(2)皮膚に過度な刺激を与えない

身体を洗うときは、強い力が加わらないようにしましょう。ナイロンタオルは摩擦が大きく、力が入りやすいので、なるべく使用を避けたほうが無難です。おすすめは肌当たりがやさしい綿のボディタオルや素手です。ボディソープや石鹼をよく泡立てれば、手の平で洗っても皮脂汚れは十分落ちます。

同様に、洗顔も力を入れすぎないことが大切です。たとえば、クレンジングをミルクタイプにしたのに強い力でこすっては意味がありません。洗顔のコツは、「生まれたての赤ちゃんやゆで卵を洗う力加減」で。洗顔後のお手入れ(化粧水や乳液)も、力みすぎないように気をつけましょう。あざ(シミ)を薄くしたいあまり、たくさんの化粧品をこするようにつけていたことがかえって悪化させる原因だった、なんてこともあります。

(3)掻かない

掻くことも皮膚には大きな刺激となります。かゆい場合には皮膚科を受診し、適切な塗り薬を処方してもらい、掻かないようにしましょう。

(4)保湿する

皮膚の乾燥はさまざまなトラブルを引き起こします。保湿力の高い肌は弾力があるので打ち身などのあざができにくくなります。具体的な方法は保湿剤を塗って乾燥を防ぐのが効果的です。また、バランスのとれた食事と十分な睡眠をとることも健やかな肌を作るには重要です。

(5)ビタミンCを積極的に摂る

ビタミンCはコラーゲンの生成に大きく関係しています。ビタミンCが不足するとコラーゲンが正常に作られないため、お肌のハリが低下します。ハリが低下した肌は弾力もなく、(4)で説明したように、打ち身ができやすくなります。

また、血管の壁にもコラーゲンは存在しているので血管も弱くなってしまいます。ビタミンCは果物や野菜に多く含まれています。これらを積極的に摂るようにしましょう。また、一度にたくさんとっても代謝されてしまうので続けることが大事です。毎日摂るのが難しければ、サプリメントを補助的に利用するのもいいと思います。

上記を実践しても、あざができやすいまま……という人は、病気が隠れているサインかもしれません。あざ以外にも体の不調がある場合は医師に見てもらいましょう。

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