お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

あざができやすい原因とあざをできにくくする方法

小澤佑美

あざができやすい人の特徴

istock-532285051

「あざ」についてわかったところで、次に「あざができやすい人の特徴」について見ていきましょう。小澤先生によるとあざができやすい人には、ある共通点があるそうです。(※この章では「あざ」=打ち身やシミと定義し解説していきます)

(1)屋外にいることが多い

いわずもがな、紫外線はシミの原因として皆さんすでにご存じだと思います。シミや色素沈着は、紫外線に当たると色が濃くなるため、あざが増える原因となります。

(2)顔をよく触る

肝斑に似たあざの中に後天性真皮メラノサイトーシスという病気があります。大人の女性に多いのが特徴で、肝斑もこの病気も皮膚に過剰な摩擦を加えると濃くなると考えられています。

(3)身体を洗うときナイロンタオルを使っている

これも擦れることが原因です。摩擦黒皮症といわれるものです。やせ形の若い女性に多い傾向があります。鎖骨や肩甲骨、腰骨や背骨におこります。ナイロンタオルでなくても、強い摩擦力が長期間加わることで生じます。

(4)湿疹などができるとよく掻いてしまう

皮膚に強い力が加わったり、長期に摩擦を繰り返すことで、メラニンが増える原因となります。スキンケアは欠かせませんが、長時間皮膚に触れることや、過剰に力を加えてしまうと「あざ」ができてしまいます。

(5)血管が弱い

皮膚が薄かったり血管が弱いと少しぶつけただけでも毛細血管という細い血管が破れ、赤血球が漏れて打ち身のあざができます。高齢の方ではぶつけなくても自然に皮下出血を起こします。

(6)皮膚が薄い

皮膚は外的刺激を防御する働きがありますが、皮膚が薄いと摩擦に弱かったり、ぶつけた際の衝撃が血管にまで及びやすいのでやはりあざができやすくなります。

次ページ:あざができにくい体を作るには

SHARE