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「付き合ってるのに片思いみたい……」と不安なときの対処法

ファナティック

織田隼人(心理コーディネーター)

専門家に聞いた! 「付き合ってるのに片思い」な状況への対処法

男女の心理のちがいにくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、「付き合ってるのに片思い」な状況に陥った女性がやるべきことを聞いてみました。

不安であることを伝える

話し合い

付き合っているのに片思いのような関係性に不安を感じたとき、女性は「彼の愛情をたしかめたい」と思いがちです。しかし、愛情をたしかめるよりも「不安に思っています」ということを彼に伝えてみてください。その気持ちに彼が気づいて、不安を解消するための行動を起こしてくれると、彼には自分への愛情があると言えるでしょう。

しかし、それを何度も繰り返すと、ただの「面倒な女性」になってしまうので要注意です。愛情をたしかめようと行動するのではなく、「あなたが不安を感じている」という問題を、2人で解決しようとすることが大事なのです。

彼氏の考えを聞く

話し合い

デートや連絡が減って不安になっているあなたの気持ちを伝え、その際に「彼はどう考えているのか」を聞くことが大事です。彼自身は、連絡が減っても「愛情は変わっていない」「相手を大事にしている」「これまで連絡が多すぎただけ、むしろ平常時に戻った」と考えていることが多いです。彼がちょうどいいと感じる連絡頻度などを聞いて、あなた自身がそれを理解する必要があります。

彼氏に尽くすのをやめる

女性

女性は、自分が彼に一方的に尽くしているときに「付き合っているのに片思いみたい」と感じる傾向があります。好かれたいから、自分の気持ちをおさえて相手に尽くす。そうすればいつか彼から愛されると思って、さらに尽くしてしまいます。しかし、尽くすことで彼に「愛情」を感じてもらえることはほぼありません。なぜなら、尽くすほうは愛情だと思って尽くしても、尽くされるほうは「健気だな」と思うだけだからです。

男性は、彼女に対していろいろと行動して喜んでもらうことで、愛情を感じやすいです。そのため、男性は尽くされるよりも「尽くす側」にまわったほうが愛情を感じやすく、その愛情が表現となって女性にも伝わってきます。男性に尽くしてもらうために、男性にやってほしいことを伝えることが重要なのです。

彼氏に「好き」と伝える

カップル

「彼の気持ちをたしかめたい」と思う女性は多いでしょうが、愛情はたしかめるものではなくて「伝えるもの」です。自分が好きな相手に「好き」と伝えるのが、本当の愛情です。「好きと言ってよ」と、相手に好きと言わせるのは愛情ではありません。そのため、愛情をたしかめようとすること自体がまちがっているのです。

それよりも、彼があなたのことを好きになるにはどうしたらいいのかを考えたり、彼に対して「自分はどれだけ彼のことが好きなのか」を伝えたりしたほうがいいでしょう。まずは、彼に「好き」という気持ちを伝えてください。愛情は、自分が好きな気持ちを相手に伝えること。それが一番大事です。そうすれば、彼もあなたの愛情に気づき、愛情を返してあげたいと少しずつ思えるようになります。

理想を低くする

ハート

付き合っているのだから、愛し合っているのだからこれくらいはしてもらって当然と、彼氏に対する「要望の水準」を高くすると、どんどん不幸になっていきます。そもそも、自分が望むものを相手の男性が提供しなければならない、ということ自体がまちがいです。

同じく、彼から求められたものに女性がすべて応える必要もありません。円満なお付き合いは、お互いがお互いに満足し、負担にならない程度で対応することで成立します。高い理想を実現しようとするから、「ぜんぜん足りない!」と感じて、自分への愛情も薄れているのではないかと不安になってしまいます。

あなたが彼のことを好きなように、彼もあなたのことが好きだから付き合っているのです。その現状をまずは認識して、それ以上を求めるのではなく「今の関係でも十分幸せかも」というように理想を低くしてみると、彼の愛情に気づくことができますよ。

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