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彼氏に不満があるときの「効果的な話し合い」テクニック

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

専門家に聞いた! 彼氏との「効果的な話し合い」のコツ

2人の仲をよりよくするためには、どのように話し合いをすればいいのでしょうか? 男女の心理のちがいにくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、効果的な話し合いのコツを聞いてみました。

<彼氏に「話し合い」を提案するときのポイント>

スマホ

まず、男性に「話し合いましょう」と言うと、身構えられてしまうことが多いです。そもそも、女性が話し合いをしたいと思うときは、たいていが「自分の気持ちを彼にぶつけたい」と考えており、その気持ちを全部吐き出してから、やっと女性の気が晴れて、そこから2人で今後どうするのかという「改善のための話し合い」に入ります。最初の「気持ちを晴らす部分」が男性にとっては苦痛なので、ここを求めることをいったんやめて、「改善のための話し合い」に目的を絞ったほうがいいでしょう。

そこで、話し合いの提案をするときは「2人の関係を改善するための話し合いをしたいんだけど」と言って、2人の間で問題になっていることの改善を話し合うように誘導すると、彼も話し合いに乗ってくれやすくなります。

<「話し合いが苦手な彼氏」への対処法>

ケンカ

先述した通り、男性にとって、女性から気持ちをぶつけられている間は「苦痛の時間」となります。というのも、自分の言い分を我慢しないと「話し合い」が終わらないからです。反論すると余計に「話し合い」がこじれてしまい、終わりがなくなります。話し合いを苦手とする男性は、女性の気持ちを受け止めるのが苦手なのです。

付き合って長い関係であれば、「私が話すことは『うんうん』と聞いておけばいいよ」と伝えて、話し合いをしましょう。まだ付き合いが短い場合は、話し合いをするときに、女性が彼に対して「気持ちの吐き出し」をなるべくしないようにしましょう。

<「効果的な話し合い」をするためにやるべきこと>

握手

女性からすると、話し合いは「気持ちを受け止めてもらう場所」という意識でいる人が多いでしょうが、まずは男性が望んでいる「改善内容を一緒に検討する話し合い」に合わせてあげましょう。何度もそれを繰り返すと、徐々に男性も話し合いに慣れてきます。

話し合いのコツですが、まずは道具を準備するといいです。ノートや白い紙、付箋やマジックなどを事前に準備して、お互いに提案を紙に書き出しやすい環境を作りましょう。「改善」に目を向けると、相手を攻撃することが減って、むしろ「2人でいい未来を作る」方向に話が進むので、こじれにくくなります。

どちらかというと、カップルの話し合いというより、ビジネスの話し合いのようになりますが、そのほうがお互い冷静に対処できます。感情的になると破局を迎えることが多いので、あえてビジネスライクに「こういう改善を私は望んでいます」「僕はそれを受け入れられないので、こういうやり方にしたいのだけど、どうだろう?」というように、冷静に改善策を話しましょう。

また、どうしても吐き出したい不満があるときには、彼に感情的にぶつけるよりも、匿名のSNSや掲示板などに長文で書き出すこともおすすめです。あらかじめ、匿名のSNSアカウントを作っておくといいでしょう。2人の関係を、よりよい形に改善していってくださいね。

彼氏と話し合いをするときは、織田さんのアドバイスをぜひ実践してみてくださいね。

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