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引きずる期間は男女でちがう!? 辛い失恋から立ち直る方法

小日向るり子

失恋に効く曲や映画って?

失恋を題材にした曲や映画は多くありますよね。自分で日記や詩を書いて表現することで感情を浄化させている人もいるほか、最近ではSNSで表現し、他人と感情のシェアをすることで癒されていく人も増えました。

そもそも曲や映画に触れることは効果がある?

失恋などの喪失感情は、同じ体験をした者同士でシェアすることで癒しのスピードがあがります。ですので、音楽や映画の世界に自分が入り込み、疑似的に感情のシェアをすることは基本的には効果があるといえるでしょう。ただし、その内容によっては逆に辛さが増してしまうことも。何を観るか、何を聴くか、というチョイスには注意が必要です。

曲や映画を選ぶ時のポイントって?

泣きたいときは今の自分にピッタリのものを選ぶ

「未練が断ち切れず、思い切り泣きたい」という気分のときは、その感情に寄り添ってくれる曲や映画を選ぶことをおすすめします。たとえば、山崎まさよしさんの『One more time,One more chance』という曲の歌詞。「いつでも探しているよ、どっかに君の姿を」「こんなとこにいるはずもないのに」「願いがもしも叶うなら今すぐ君のもとへ できないことはもう何もない」という未練たっぷりの歌詞ですが、このくらいのテンションのものがオススメです。

前を向きたいときはハッピーエンド

そろそろ前を向いて進んでいきたい、と思えるようになったらハッピーエンドの映画を観ましょう。アメリカのドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(映画版もあります)は、そんな気分の女性にぴったりです。これは、ニューヨークで働く4人の女性たちが仕事や恋に悩んだり傷ついたりしながらも、前向きに自分らしく生きていくストーリー。特に働く独身女性は見終わったあとに前向きな気持ちになれると思います。邦画の場合は設定や登場人物が日本ということもあり、内容がリアルすぎると自分に重ねすぎてしまう落とし穴が。個人的には洋画がオススメです。

死のシーンやラストが死を予感させるものは避ける

失恋は、心に深い傷を負っている状態。それをこじらせてしまうと抑うつ状態となってしまう可能性もあります。死のシーンやラストが死を予測させるものは精神衛生上オススメできません。こうした音楽や映画は避けてください。

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