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定時で帰る人の仕事術7つ。早く帰っても嫌われない方法

中谷充宏(キャリアカウンセラー)

何が悪い! 「定時で帰ると嫌われる問題」の解決策

そこで定時退社はそもそも批判されるべきことなのか、そして嫌われずに定時退社する方法について、解説します。

定時で帰るのは悪いこと?

今や働き方改革関連法が成立するなど、長時間労働が評価される時代は過ぎ去ろうとしています。しかし、ひとりだけ早く帰って、まわりは残っているのに、というやっかみを受けやすい状況はいまだ残っています。

ダラダラ残業、付き合い残業、サービス残業は、会社にとっても従業員にとってもよくないですし、そういった残業は好ましくない風潮になってきています。

自身が先陣を切って、定時退社を推進する取り組みを愚直に続けていれば、きっと会社からも認められていくでしょう。

会社もムダな残業代を支払わなくて済みますし、従業員に過労させたことによる経営リスクも低減することになりますからね。

嫌われずに早く帰る方法

嫌われないためのポイントは?

自分の仕事を完璧にこなすこと

たとえ、いくら個別に綿密に根回ししたとしても、「定時に帰ってむかつく」という人は、一定数存在します。

 

そもそもやることをきちんとやっていれば、たとえ「定時に帰ってむかつく」といった批判や指摘を受けても、何ら問題はないはずです。

何かといちゃもんをつけるような一部の人間のためにまで、わざわざ神経をすり減らす必要はありません。「言いたい奴には言わせておけ」的な精神でいきましょう。

ただ、あなたの仕事ぶりが不完全なものばかりで、その尻拭いを周囲が行っているのであれば、それは不平不満を言われても仕方がありません。したがって、自分の仕事は完璧にこなすこと、これしかありません。

繰り返しになりますが、周囲に「実は、ウチの母親の具合が悪くて、家事を私がやらなくちゃいけないの……」みたいな嘘を重ね、心苦しい想いで早く上がるのではなく、堂々と定時退社する旨を宣言して、仕事で結果を出し続けることです。

そうすれば、いずれ文句を言う人はいなくなるでしょうし、きっとあなたを見習って追随したい、という人が増えてくるはずです。

誰も長時間勤務なんて望んでいませんからね。

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