上司に「好かれる人」と「嫌われる人」の決定的な違い
会社勤務をしていれば、職場の人間関係は重要ですよね。特に、直属の上司の評価は給料やボーナスに関係するかもしれないので大問題です。とは言え、人それぞれの性格があるので、できれば良好な関係を築きたくても、性格が合わない上司に苦労することもあります。では、上司に嫌われる部下と好かれる部下の違いは何でしょうか? 20代から30代の働く男性に聞いてみました。
コミュニケーション能力の差
・「礼儀や気遣いができてコミュニケーション能力が高い」(37歳/印刷・紙パルプ/その他)
・「上司に反発したり、自己主張ばかりする部下は上司に嫌われる。上司の機嫌取りをしたり、上司の言われるがままにやる部下は好かれる」(30歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「距離感を理解してうまーく近くにいるほと」(28歳/情報・IT/営業職)
・「『尻尾を振って近寄ってくれる犬は可愛い』ということだと思います。仕事ができても一匹狼タイプはあまり好かれないのではないでしょうか」(32歳/不動産/営業職)
自分の存在をうまく上司にアピールするのは、コミュニケーション力が必要という意見です。その場の空気を読む、お世辞が上手という意見もありました。上司だけではなく周りの人とのコミュニケーションが取れていて、会話も一方的にならずにちゃんとキャッチボールになっているところに差が出るのかもしれません。
やっぱり性格が左右する?
・「性格も良く、仕事もできる人は上司に好かれる」(38歳/商社・卸/事務系専門職)
・「自分のミスを素直に認め言い訳を言わない」(39歳/自動車関連/その他)
・「愛想がない、素直ではないことが上司に嫌われる」(33歳/その他/事務系専門職)
・「どれだけ笑顔でいる時間が長いか否かです」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
素直でいつも笑顔が絶えない人、つまり性格がいい人は、上司のみならず職場の人気ものになれるでしょう。ピンチになったときでも、周りが助け舟を出してくれるような性格のいい人はいませんか? 適度に人懐っこいと誰からも好かれるでしょう。でもやり過ぎはうっとうしがられるので要注意です。
仕事への取り組み方
・「嫌われる部下は、指示したことをやらない。好かれる部下は、指示しなくても率先して行動する」(39歳/建設・土木/営業職)
・「どんな内容の仕事でも嫌がらずにやり遂げる人」(36歳/農林・水産/その他)
・「報連相がしっかりできる・ミスがあってもそれを繰り返さないなど社会人として当たり前ができるかできないかは大きい」(35歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「何から何まで確認しない時が済まず、臨機応変に対応できない部下は嫌われる。一方、自分でできるだけのことをやった上で分からない部分を聞く部下は好まれると思う」(34歳/機械・精密機器/技術職)
やはり大切なのは「仕事に対する姿勢」という意見です。基本的な仕事ができて人の意見をよく聞き、最後まで責任をとれる部下は、上司に好かれるでしょうね。
まとめ
上司に好かれる部下とは、コミュニケーション能力が高く、性格が素直で可愛げがあり、仕事を最後まで責任をもって進めることができる人、嫌われる部下はその反対で、自己中心的に進めてしまう人ということです。中には、仕事ができすぎても、できなすぎても嫌われるので、ちょうどいいスタンスをとるという意見もありましたが、そこまで上司や周りの人に自分を合わせていくと、疲れてしまいそうです。その場の空気を読むコミュニケーション力は必要ですが、どこかで本音を言えるような環境だといいですね。
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数210件(22歳~39歳の働く男性)
(フォルサ/岩崎弘美)
※この記事は2016年10月25日に公開されたものです