“逃げ”だと思われる「転職の仕方」5 「営業成績が上がらず……」ほか
会社の業績が悪化したから、新しく就任した上司が理不尽だから……などなど。働く環境が悪くなったとたん、逃げ出すように退職する人っていますよね。実際どういう退職をすると、逃げ出したと思われるのでしょうか? 働く男女に聞いてみました。
業績が悪くなってきたとき
・「会社の業績が悪いのを知ったため、無断でやめていった」(33歳男性/金融・証券/専門職)
・「会社の経営がヤバくなって、ボーナスなどが出なくなったり、経理がやたらお金に細かくなってきたときにけっこうやめた」(33歳女性/商社・卸/販売職・サービス系)
会社の業績が悪化してきたとき、いち早く逃げ出すか、そのままとどまるかは悩みどころ。会社と一緒に沈んでしまっては、元も子もありませんものね。
育休に入ったままやめる
・「育休を取って、手当をもらい、そのままやめる」(33歳女性/商社・卸/営業職)
・「育児休暇を取りながらそのまま戻って来なかった人」(32歳女性/学校・教育関連/専門職)
女性の中には産休に入ったまま、会社をやめてしまう人もいるようです。待機児童問題などもあるので、逃げ出したとは、一概に言い切れませんよね。
結婚してやめる
・「結婚してやめる人。それ目当てとしか思えない」(27歳女性/その他/営業職)
・「結婚が決まって、式を挙げて会社からお祝い金をもらったあとにやめた」(29歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
女性にとって寿退社していくことこそ、最大の逃げ出し転職かもしれません。永久就職先を見つけることができたのですから、それほど理想的な転職先はありませんよね。
仕事でミスをして
・「自分のミスで損失が出ているのに、次の日から来なくなったやつ」(30歳男性/学校・教育関連/その他)
・「ミスがどんどん重なってきて、それがこっちにも影響出始めたらやめた。やめてからも迷惑かかった」(25歳女性/情報・IT/その他)
仕事でミスを起こしてしまったときに、責任を取るどころか、そのまま逃げ出してやめてしまう人もいるようですね。まわりの人にどれほど迷惑をかけるかは、きっと考えていないのでしょう。
営業成績が悪くて
・「営業で売り上げが悪い人はまわりのせいにしてやめた」(32歳男性/その他/その他)
・「営業成績がまったく上がらず、MTGの際に散々たたかれていた人が、両親が倒れて実家の家業を継ぐといって、転職していった」(29歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
営業で勤務している場合、ノルマが課せられることもあるもの。売り上げを上げることができなければ、いたたまれなくて自分から逃げ出してしまう人もいるのでしょうね。
まとめ
業務上で迷惑をかけることがないのであれば、逃げ出し転職をすることもありえそうですね。とはいえ、ちゃんとしたやめ方をしないと、どこかで出会ったときに、いつも隠れなくてはいけないことにもなるのでは。一生逃げ出してしまいたくないのであれば、キッチリとやめる方法を考えるべきですよね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年10月7日~10月9日
調査人数:404人(22歳~34歳の男女)
※この記事は2016年10月24日に公開されたものです