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年収2000万以上! 35歳~39歳は月の平均残業時間と年収がトップクラスに!

就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」は、サイトに投稿された約6万8000件の社員による在籍企業の評価レポートから、残業時間を対象にデータを集計。最も残業時間が長い世代とその年収額、業種などを発表しました。

35歳~39歳は「月間平均残業75時間」で「年収2000万円~3000万円」

年収別の残業時間を年齢層に区切って集計すると、どの年齢層においても年収が高い人ほど残業時間が長いことがわかります。特に残業時間が月70時間を超えている35~39歳の層は、なんと年収1000万円超え! まさに働き盛りで、現場を引っ張るキープレイヤー的立場の人が多い年齢層です。

残業時間トップの業種は「コンサルティング」

業界別「月間残業時間」ランキングTOP30
第1位 コンサルティング/83.5時間
第2位 マスコミ(広告代理店、PR、SP、デザイン)/78.6時間
第3位 不動産・建設、倉庫(建築、土木、設計、設備工事)/70.8時間
第4位 マスコミ(放送、出版、新聞、映像、音響)/66.1時間
第5位 不動産・建設、倉庫(不動産関連・住宅)/64.8時間
※6位以下は画像参照

トップは「コンサルティング」で残業時間80時間超え。2位は「マスコミ」(78.6時間)、3位
は「不動産・建設、倉庫」(70.8時間)と続いています。こうした業界はなんらかの成果物を生み出す仕事であり、多くの場合「締切」があります。終業時間になったからといって作業を終えることができないので、残業時間が長くなってしまうのではないかと推測されます。

残業時間が長い職種は業界ランキングと連動

職種別「月間残業時間」ランキングTOP30
第1位 戦略コンサルタント/86.29時間
第2位 マーケティングコンサルタント/85時間
第3位 CIO、CTO/80時間
第4位 プロデューサー・ディレクター(その他)/72.89時間
第5位 組織・人事コンサルタント/71.44時間
※6位以下は画像参照
※2013年6月以降の取得データ(18,460件)が対象

残業時間が長い職種のトップに来たのは「コンサルタント」で、業界ランキングと連動しています。上位に並ぶ職種をふかんすると「コンサルタント関係」といった高度な知識を要する職種が目につきます。

まとめ

今回の調査では、年収が高いほど残業時間も長くなる傾向がみられます。さらに業界や職種のランキングから、成果ベースで働くコンサルティングなどの専門職が長時間労働であることが分かりました。労働時間が長いほど年収が高くなるのは当然のこととはいえ、社員ひとりひとりがやりがいを持って働けているとよりよいですね。

(マイナビウーマン編集部)

 

※この記事は2016年10月14日に公開されたものです

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