んなこたぁないっ! 「付き合う=結婚を視野」ってワケじゃない女性6割以上も
恋愛と結婚の関係性は切っても切り離せないものですが、一方では婚活のシステムを利用して幸せを手にしている人も多く、一概に結婚は恋愛の発展形とは言えないことも事実です。この関係性についてみんなはどう感じているのでしょうか。社会人の女性に意見を聞いてみました。
Q.恋愛=結婚だと思いますか?
はい……38.4%
いいえ……61.6%
6割以上の女性が、恋愛と結婚は必ずしもイコールではないと考えているようです。それぞれの理由を見てみましょう。
【「はい」と回答した女性の意見】
■結婚したいくらい好きな人と付き合いたい
・「結婚を意識できない相手とは付き合えない。付き合うときはそれくらい好きじゃないとイヤだ」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「結婚したいと思う人以外は恋愛対象にならないから」(29歳/機会・精密機器/技術職)
交際を考える時点で、結婚を視野に入れて考えたいという意見です。「恋愛してみてから考える」ではなく、恋愛のときから真剣味がある交際を望む人もいるようですね。
■それが結婚の理想だから
・「理想は恋愛の延長線上に結婚がある、たとえ現実は違ったとしてもその理想を目指すべきだと思うから」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
・「好きになったら結婚につなげていくと思うから」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
実際にはさまざまな要素が複雑に絡み合う結婚ですが、基本はお互いの愛で結婚が成り立つという意見です。理想をかなえられたら、本当に幸せな人生を歩めそうですね。
【「いいえ」と回答した女性の意見】
■恋愛と結婚では求めているものが違う
・「結婚にふさわしい相手もいれば付き合っているのが楽しい人もいるから」(22歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「恋愛はドキドキを求めるけど、結婚は安らぎを求めるから」(24歳/金融・証券/営業職)
恋愛には刺激を、結婚には安心を求めるなど、そもそもの本質が違うと考える人も。求めているものが違うのなら、当然目的も違ってくるでしょう。
■一生ものの情が必要
・「恋愛は一時のもの。結婚は一生のもので愛がなくても情があればできる」(24歳/生保・損保/事務系専門職)
・「結婚は家事・仕事・子供・老後のことまで考えて一緒にいられるかどうかで判断するから。恋愛は好きだけでなんとかなる」(24歳/情報・IT/営業職)
結婚するためには相手を好きな気持ちだけではなく、添い遂げる覚悟と情が必要だという意見です。かわいい・かっこいい時期など、すぐに終わってしまいます。人生は長いのです。
■結婚は条件による抽出も必要
・「収入や相手の家庭をしっかりとチェックしないと結婚にはなりません」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「私は好きな人と結婚しましたが、結婚は大好きなら結婚できるってものじゃないので、リアルな生活を共にしていくことなので好きだけじゃ結婚できないです」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
いざ結婚となればお金の問題を避けて通ることはできません。「愛があれば」とも言っていられなくなることも。やはり幸せな結婚のためには、相手に一定の条件を課すことも必要かもしれませんね。
■外からの力も働くのが結婚
・「結婚は家と家の付き合いになるから、本人同士の気持ちだけではうまくいかないときがあるから」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「恋愛はお互いが楽しければよい。結婚は家族や親戚がついてくる」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
憲法では、結婚は両性の合意によって成り立つものと定義されていますが、実際には親や家族・親戚の力によって幸せな結婚を手に入れられなかった人もいます。理想だけではなんともならないのが結婚の現実です。
まとめ
やはり恋愛と結婚の性質的な違いは否めないようですが、結婚に向かうステップとして恋愛を楽しむことは十分に可能なはず。いい恋愛をした上で、これからもこの人と人生を歩んでいきたいと思えることが理想なのかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数133件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2016年10月14日に公開されたものです