プライベートほぼなし!? 休日が少ない職種10選
一般的なサラリーマンなら、1週間のうちに1日~2日はお休みがあります。販売などのサービス業も、土日は休めなくても平日に休みを取ることができます。自営や出来高制の仕事では、休みなく集中して働いて、まとめて休みをとるという働き方もあるようです。では、実際に休みがない、休みづらい職種はあるのでしょうか? 休日が少ないイメージの職種は何かを聞いてみました。
医師、看護婦、介護職
・「介護職など。休みが少ないし給与が少ないという話はよく聞く(26歳/その他/その他)
・「緊急救命医。休みが存在していなそう」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「ケアマネジャーや医師など。休みの日でも緊急で呼び出されるなど聞いたことがある」(36歳/医療・福祉/専門職)
人の命にかかわる仕事は、休んでいられない時もあるからという理由からです。重要な仕事の割には給料も安く、常に人手不足なので休みが少ないというイメージがあるようです。医療や介護現場の慢性的な人手不足は、国や法人も対策を立てているようですが、なかなか実を結んでいないのが現状です。
公務員
・「警察官。本当に夜中まで大変そう」(36歳/自動車関連/販売職・サービス系)
・「医者、警察、消防士。いつでも急に呼び出されそう」(38歳/情報・IT/技術職)
・「学校の先生や、保母さんなど。家に帰ってからも仕事しなきゃいけない時があるから」(37歳/その他/その他)
警察官、消防士、自衛隊など、広い意味で人の命を助ける仕事は、休んでなんていられないのではないかという理由です。お休みがあっても、何かが起きれば、時間に関係なく呼び出されるイメージがあるようです。先生や保母さんなど教育系の公務員も、職場での残業ができないし、休日でも学校のイベントがあれば出勤しなくてはならず、代休も取りにくいようです。
飲食・販売・サービス業
・「飲食宿泊といったサービス業関係がそういった傾向がある」(37歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「販売系。土日祝日、正月休みなんてないと思う 」(33歳/その他/その他)
・「飲食、旅館等の宿泊、テーマパークとかもですかね」(31歳/医療・福祉/その他)
人が休みの日が稼ぎ時の、飲食・販売等の接客サービス業は休みが少ないのではという意見が多いです。年中無休の店舗で働いていると、いつ休んでいるんだろうというイメージを持ってしまうからでしょうか。美容師や百貨店も同じ理由です。
自営業
・「自由業、個人商店、コンビニオーナー」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「自営業。フランチャイズのコンビニなどは休みがなさそう」(33歳/その他/販売職・サービス系)
・「個人事業主。基本的に仕事を休むと収入がなくなるため生死にかかわるので休めない。命を削り売りして所得を得ている」(36歳 /その他/専門職)
・「コンビニや居酒屋の店長はバイトが回せないと休みがないらしい」(39歳/学校・教育関連/専門職)
休みも自由に決められる自営業、自由業は、もうからないなら休めないという理由です。フランチャイズのコンビニや飲食のチェーン店も、慢性的にアルバイト不足で、経営者や店長が自ら働くようです。
IT関連・SE
・「システムエンジニアは、休みが少ないと感じています。その理由は、トラブルがいつか起こるかわからないので、発生したときその都度対処しなければいけないという状況下にあるので少ないような気がします」(37歳/情報・IT/ 技術職)
・「IT業界は無理なスケジュールを組まれて休みをとれない」(37歳/情報・IT/技術職)
・「システムエンジニア系。深夜も勤務しているイメージがあります」(37歳/その他/専門職)
SE(システムエンジニア)のように専門性が高いと、誰でもフォローできるわけではありませんよね。バグが起きると深夜でも休日でも呼び出され、対処しなければいけないという仕事ですものね。
まとめ
そのほかにも、工期の関係によっては休みが無い建設関係、過労で事故を起こしてるイメージの運送業、売れてる芸能人という意見がありました。休日がないイメージは、仕事が忙しすぎるというのが主な理由のようです。また、専門知識を必要とする職種は、人材不足も拍車をかけて激務なイメージがあるようです。
※画像はイメージです
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(フォルサ/岩崎弘美)
※この記事は2016年08月23日に公開されたものです