お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「貯金ない!」「彼氏いない!」独女の将来の不安材料を緩和する方法とは?

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「将来の不安はありますか?」と聞かれたら誰だって「ある!」と答えるだろう。仕事、収入、健康、結婚、子育て、親の介護などなど……。
男性とちがって特に女性は“結婚か仕事か?”“出産するかしないか”という人生の大きな選択を迫られることもあったりすることから心配のタネも増えるかもしれない。
この先の不安を少しでも緩和する方法は何かないのだろうか?

将来の不安が「ある」女性は7割以上!

このびマイナビウーマンが行ったアンケート「将来の不安は?ある?ない?」では「ある」が70.8%、「ない」が29.2%と、やはり不安を持つ人が大多数であるとわかった。
その“不安の中身”を探ってみよう。

経済事情の不安編

【貯金がない!】

・「貯金。2年後には結婚したいので、それまでにお金が貯まるかどうかが不安。 結婚後の生活と仕事の両立にも不安を感じている」(20代/情報/IT)

・「貯金をしたいのに、全く貯金ができない。この状態で妊娠・出産したらどうなってしまうのか、不安」(20代/小売店)

【給料が少ない!】

・「残業代が出ないから働いても見返りがない。仕事も結婚も不安がある」(30代/情報/IT)

・「非正規だからいつ仕事がなくなるか分からない。収入も少なく生活に余裕もないから将来に備えて貯金するにしても限度があるし、結婚できる見通しなんてない」(20代/販売職/サービス職)

【年金ってもらえるの?】

・「年金がもらえるか。 老後、どれ位のお金が無いと生活できないのか不安。 医療・福祉系の現場にいるので特に、自分の老後が気になる」(20代/医療/福祉)

・「自分たちが年金をもらう年齢になった時に受け取れる金額にも不安がある。そもそも年金が支払われるのかも疑問に思ってしまうから」(20代/建設/土木)

【この先も仕事を続けられるかわからない!】

・「自分が怪我や病気の時には収入がストップしてしまう。フリーランスなので、完全出来高制。自転車操業に終わりが見えないので不安」(20代/クリエイティブ職)

結婚への不安編

【結婚なんてできそうにない……】

・「もう10年くらい彼氏ができないので、本当に結婚出来るのかと不安があります」(30代/事務系専門職)

・「結婚したいと思いつつなにも行動していなくて、今は友達との旅行や好きな歌手のライブに行くことが楽しくて真剣になっていないこと」(20代/アパレル/繊維)

妊娠・子育ての不安編

【タイムリミットが迫ってるのに子どもがなかなかできない】

・「もう34歳、妊活中だけどなかなか子供ができない。2人欲しいのに歳ばかりとっていく不安。今の仕事を続けていてよいか。子供ができなかった場合、不妊治療を始めるかどうか」(30代/営業職)

【子どもがいても仕事に復帰したい】

・「子供が産まれて仕事を辞めたので、再就職できるかな?と。子育てにはお金がかかるから、早く仕事に出たいと思いつつ、保育園見付かるだろうかとか、子育てと両立できるだろうかとか……」(30代/技術職/SE/プログラマー/システム)

【子どもを1人前にできるか】

・「子供が1人いるので、きちんと育てられるか。育児にどれぐらいお金がかかるのか。貯金はどれぐらい必要か」(30代/食品/飲料)

その他の不安編

【地震や災害】

・「また大地震が起きて、今の生活が揺るがされるようなことが起きたらどうしようとたまに思います」(20代/生保/損保)

・「東海地震、南海トラフ地震の不安。こればかりは防げない」(30代/マスコミ)

悩みのほとんどは“お金の不安”から生じる

これを読んで「あ、コレ、私にもあてはまる……」という項目もいくつかあったのではないだろうか。このリサーチ結果を見てみなさんも感じただろうが、“将来への不安”の多くは金銭的な事情から生まれていることがよくわかる。

逆に金銭的な余裕さえあれば和らぐ不安もあると言えるだろう。

多少の蓄えさえあれば「失業!」「転職!」「休職!」な~んてことになっても次の仕事を見つけるまで急場はしのげるだろうし、「近親者に介護が必要!だけど自分は仕事を辞めてそばにゆけない……」なんてときもお金があればプロのサポートを得ることや施設のお世話になることもできる。

自分がムシャクシャし落ち込んだ時だって、お金があれば「自分へのご褒美!」と称して買い物やグルメやエステに走れるし、旅行へ行って傷ついたココロを慰めることだって可能だ。

しかし、こと“恋愛”においてはなかなかお金では解決できない。
自分が好きな人には振り向いてもらえない、結婚してもらえない、本命にはなれずいつもセカンド止まり……誘ってくるのはいつも妻帯者、出会う男はダメンズばかり……などなど男女関係においては“お金だけではままならぬ悩みや不安材料”が多い。

それならば今自分の努力でなんとかできる“仕事”をがんばることや、キャリアアップを目指して勉強したり資格を取得することの方があなたの未来への漠然とした心配を取り除く何よりの方法ではないだろうか。

安定した給与の確保や報酬をアップするための仕事は決してゆるくはないだろう。
けれど汗水垂らして労働に費やした分、増えていく貯金や資産はあなたの未来を支える何よりのパートナーでもあるのだ。
今日も元気に働いて未来へ備えよう!

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

※マイナビウーマンにて2015年5月に回答者限定(ログイン式)アンケート。「将来の不安は?ある?ない?」有効回答数922件、「上記ある方にお聞きします。その不安の内容とはなんですか?」有効回答数653件。

※この記事は2016年08月16日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

★「男と女のこと・色恋沙汰ならなんでもお任せ!」神崎桃子オフィシャルサイト
https://www.kanzakimomoko.com

コラムニスト神崎桃子Facebookページ
https://www.facebook.com/kanzakimomoko/

恋愛専門家コラムニスト神崎桃子「男と女のこと、恋愛事情ならなんでもお任せ!」
https://twitter.com/kanzakimomoko

恋愛事情専門家・神崎桃子~恋の教訓~
https://www.instagram.com/columnist_mk

この著者の記事一覧 

SHARE