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【第1回ビジネスマナー講座】尊敬語・謙譲語・丁寧語の基本をチェック!

松本繁美

ビジネスシーンでは、言葉使いがその人の印象を大きく左右します。特に敬語は“なんとなく”使っていると、意外と間違っていることが多いもの。きちんとした敬語を身につけるだけで、印象アップにつながります! マナーアドバイザーの松本繁美先生と一緒に、正しい敬語の使い方をマスターしましょう♪

ビジネスシーンで覚えておきたいマナーやルールはたくさんありますが、特につまずきやすいのが敬語ではないでしょうか? 仕事で利用することが多い電話やメール対応、訪問先での立ち振る舞いなど、すべてはきちんとした敬語を使いこなせてこそ。正しい敬語をマスターするだけで、印象アップにつながります。そこで「ビジネスマナー講座」第1回では、敬語の使い方について確認しましょう。

<敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語がある>

敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類があります。尊敬語は相手(お客様、取引先、上司など)を敬って使う言葉です。 これに対して謙譲語は、自分(自分の会社など)がへりくだることにより、相手に敬意を表わす言葉。そして丁寧語は「~です。」「~ます。」など、いわゆる「ですます調」のこと。ビジネスシーンでは同僚と話すときなどに使います。

尊敬語

●相手への敬意を表すときに使う
●相手の動作、状態、物などに用いる
お or ご+動詞+になる
例)お客様が、ご覧になる。

謙譲語

●自分がへりくだることにより、相手を立てる
●自分の動作、状態、物などに用いる
お or ご+する or 致す
例)私が、ご案内致します。

丁寧語

●「です」「ます」「~でございます」を使って、丁寧に話す
●自分や相手の動作、状態、物などに用いる
例)私がマイナビ花子です。

※名詞に「お」や「ご」をつけたり、名詞自体を言い換えたりすることを美化語といいます。
例)お菓子、ご本、お宅、御子息、お礼

<動詞を尊敬語と謙譲語に言い換えてみよう>

敬語の種類を覚えたら、代表的な動詞の尊敬語と謙譲語への活用を覚えましょう。動詞の種類はたったの10個。これだけ覚えておけば、基本的な会話で困ることはないでしょう。

尊敬語には「お客様が」をつけて、謙譲語には「私が」をつけて、声に出して練習してみましょう。
例)来る⇒(お客様が)いらっしゃる。(私が)伺う。

<例文を使って言葉使いをチェック!>

それでは、いよいよ例文を使って尊敬語と謙譲語の活用を練習します。以下の例文をそのまま覚えてしまえば、相手の名前や会社名を当てはめるだけで、スムーズに会話が行えますよ。

尊敬語

※注1 名刺には「お名刺」のように「お」をつけない

謙譲語

※注2 ビジネスシーンでは「3時ごろ」という表現は望ましくない。「3時まで」というようにはっきり伝えます
※注3 名前はフルネームで名乗るのが基本。「私はマイナビ花子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」と続けましょう
※注4 「聞く」にはさまざまな種類があり、謙譲語も変化します。音楽を聞く⇒拝聴する、用件を聞く⇒承る、名前を聞く⇒伺う

<外部の人に対しては身内への敬称は不要>

職場内では尊敬語を上司に対して使いますが、お客様や取引先など外部の人との会話で、自社の人間に敬語を使うと失礼にあたる場合があります。

× 「○○部長はお出かけになっております。」 
○ 「部長の○○は出かけております。」

このように、上司であっても外部との会話では呼び捨てにします。ただし、部長本人の家族に対しては「○○部長はお出かけになっております。」というように尊敬語を使います。例え自分の会社の社長であっても、外部に対しては呼び捨て。意外と間違えやすい使い方なので注意しましょう。

<今回のまとめ>

第1回では敬語の種類と活用をご紹介しました。「敬語」と聞くと、覚えることがたくさんあって難しいイメージがあるかもしれませんが、基本の形はとってもシンプル。一度身につけてしまえば、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも役立ちます。新入社員の方だけでなく、社会人経験が長い方も、これを機にもう一度敬語の基本を見直してみてください。

(松本繁美)

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