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ぜっったい許せない! 働く女性が見た「パワーハラスメント」の実態5つ

ファナティック

職場での地位や人間関係の優位性を利用して、過度な業務を課したり、相手に不快な思いをさせたり……。職場でのパワーハラスメントが問題となっています。時には、働く人々を深刻な状況に追い込んでしまうパワハラ、あなたは自身の周辺で見聞きした経験はありますか? 働く女性たちに意見を聞いてみました。

大声で怒鳴られる

・「男性上司が男性部下に、『そんなこともできひんのか!!』等、暴言をあびせていたのは見たことがあります」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「部長が怒ったら『お前頭おかしいんと違うか?』と大きな声で怒鳴ってくるところ」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

非常に目立ったのがこんな意見です。上の立場の人から怒鳴られれば、自然と気持ちも萎縮してしまうもの。「普通に仕事をする」のも難しくなってしまいますよね。

いじめのような言動

・「班長が、部下の失敗を副社長に怒られていて、『螺旋階段でクビ吊って死ね』と言われたらしい」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「夜中の3~4時に、上司から緊急の電話だと思って出たら、死ねと言われた」(35歳/情報・IT/技術職)

さらに耐え難いこんな意見もありました。相手の人格を無視した行動はまるでいじめ。自分の感情を部下にぶつけているだけだとしたら、正直かなり悪質です。

社長から怒鳴られる

・「昔勤めてた会社で、社長が同じ営業課長をよく呼び出して怒鳴り付けていた。フロアが同じところにあり、怒鳴り声がよく聞こえてきてたので聞いていたが、どう聞いても『怒る所そこ!?』みたいな理不尽な事で怒られていた」(32歳/自動車関連/その他)

・「社長が、本人に聞こえるところで『あいつは使えない』とか『早く辞めろ』とか連呼して、最終的に自主退職」(29歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

パワハラの相手が社長の場合、上の人に相談しても解決はできません。会社全体の雰囲気を変えるのも難しく、自身の心と体を守ることが先決! 転職や退職も、積極的に検討するべきかもしれません。

人事に相談して転勤に

・「毎日のように理不尽に怒られている人がいました。人事部に相談してパワハラをしていた人は転勤になりました」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

パワハラを無事に解決できたという意見も。相談窓口がしっかりとしていれば、こうした対応がとられることもあるようですね。今後さらに、窓口が広がっていけばいいのですが。

ネチネチとした嫌がらせ

・「直接口頭ではなく、個人メール宛てにネチネチと嫌がらせのようなメールを送る」(25歳/自動車関連/事務系専門職)

・「転職すると決めた方がなかなか辞職させてもらえず先延ばしにされた事。思っていたパワハラとは違って静かなパワハラです」(25歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

こんなパターンもあるようです。非常に静かなハラスメントだからこそ、周囲に相談しづらいと思ってしまいそうですね。静かで目立たなくても、パワハラの記録をきちんと取っておくようにすれば、対策もできそうです。

まとめ

働く女性たち、決して他人事ではないのがパワハラの問題です。時にはパワハラと気付かないまま周囲との人間関係に悩んでしまう可能性もアリ。自身の状況で困っていることがあれば、できるだけ早くしかるべき場所に相談できるといいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数200件(25~35歳の働く女性)

※この記事は2016年08月02日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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