マジありえない!! 女子が訴える「うちの会社のブラックなところ」10選
どうせ仕事をするなら少しでも環境のいい職場を選びたい! と思うのが働く女子たちの本音です。しかし現実には「もしかして私の職場ってブラック?」なんて思ってしまう瞬間はありませんか? 働く女子たちがいったいどんなポイントで「うちの会社はブラックかもしれない」と判断しているのか、赤裸々な本音を聞いてみました。
残業代などが未払い
・「残業代が未払い。自己申請制だが、申請しても上司に却下されたとき、労働基準法に触れてるんじゃないかと思った」(25歳/商社・卸/営業職)
・「残業時間がつかないように、定時になったらタイムカードを押して、それから終わらない仕事を済ませろと言われたとき」(33歳/自動車関連/事務系専門職)
・「残業と休日出勤の手当てが弁当だった。お金は発生せず明らかにいいように使われている」(35歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
残業代やボーナスなど「支給されるはずのお金」が「支給されない」となれば、それはもちろんブラック企業です。残業した分のお給料を支払うのは、会社側の義務。まずは自分が「本当はどれくらいもらえるはずなのか」をきっちり把握することが大切です。
休みが少ない
・「週休二日どころか、月休三日のときがあった」(27歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「残業時間が月に70時間以上、休みも返上。先月は私も月400時間を越える勤務時間でした」(35歳/情報・IT/クリエイティブ職)
働く人の健康を守るための大切なルールなのですが、守られていない実態も。労働基準法では最低でも週に一度の休日を義務付けていますから、体を壊す前にきちんと要求した方がいいのかもしれませんね。
勤務時間が長い
・「24時間以上連続で働いたとき。もちろん途中に何回かご飯食べたりの軽い休憩はあったが、さすがにしんどかった」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
たとえ手当が支給されても、勤務時間が長くなれば仕事効率もダウンします。ブラック企業かどうかを見極めるときには「休日日数」と共に、「実際の勤務時間」にも注目した方がよさそうです。
高すぎるノルマ
・「あまりに高すぎる目標を掲げている。絶対達成ではないが、途方にくれる」(31歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「ノルマはないと言われ入社したのに、目標という言葉に変えて毎月ノルマがあること」(25歳/生保・損保/営業職)
「目標」という名の「ノルマ」は上司からの命令であり、「ほぼ絶対」という目線で捉えられることも多いもの。上の人間は「あくまでも目標だから」と言い逃れができるのでしょうが、下の人間はかなり追い詰められてしまいます。
衝撃的なひと言!
・「『皆さんは歯車です、意志を持たず、ただ粛々と業務をこなしていってください』と朝礼で高らかに宣言された」(35歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「長期休暇を取ろうとしたら、愛社精神がないと言っていた」(30歳/建設・土木/事務系専門職)
人数が少ない中小企業の場合、「社長次第で即ブラック!」ということにもなりがちです。こんなひと言が出たら、要注意! 職場の雰囲気を変えられないなら、自身の環境を変える努力を始めるべきかもしれません。
まとめ
ブラック企業に関する相談窓口も増えていますが、まだまだ意識が低い会社も多いもの。会社を変えるのも重要ですが、まずは自分の心と身体を守ることが先決です。もしも本当に「ブラック過ぎてキツイ!」と思ったら、心身共に疲弊してしまう前に転職を視野に入れて行動を開始してみてくださいね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数200件(25~35歳の働く女性)
※この記事は2016年07月21日に公開されたものです