どうなるの? 2016年夏のボーナスの妥結水準調査結果発表
民間調査機関の一般財団法人労務行政研究所は、東証第1部上場企業126社を対象に、今年の賃上げと同時期に交渉・決定した夏季賞与・一時金(以下、夏季一時金)の妥結水準を調査・集計した。集計は2016年4月20日時点の結果。
【夏のボーナス】同世代はどれくらい? 「30万円以上/約3割」「ボーナスなし」は○%?
2016年夏季賞与・一時金(以下ボーナス)の支給水準は、東証第1部上場企業の全産業ベース(126社、単純平均)で73万4090円となり、同一企業で見ると金額で1万2050円、対前年同期比で1.7%増加となった。
製造業は同1.0%増、非製造業 は同3.6%増のプラスとなっている。
3年連続の増加となったものの、上がり幅は沈静化している。上がり幅は14年5.7%増→15年3.0%増→ 16年1.7%増となっている。
平均支給月数は、128社の平均で2.43カ月。同一企業で前年の月数との変化を見ると、2015年より月数が「増加した」のは46.9%、「同月数」は21.9%、「減少した」は31.3%となっている。
(フォルサ)
※この記事は2016年05月12日に公開されたものです