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肉じゃがの肉は豚肉or牛肉? 肉の種類や部位別の作り方【レシピ付き】

須賀いづみ(フードデザイナー/フードライター)

ファナティック

肉の種類&部位別に肉じゃがの作り方は変えるべき?

さて、豚肉派牛肉派それぞれいた、肉じゃがのお肉ですが、肉の種類によって味付けや作り方を変えたほうがいいのでしょうか? たしかに、両者それぞれに魅力がある分、それを引き立てる作り方というものもありそうです。また、どんな部位を使うのがベストなのでしょう。薄切りや細切れのイメージはありますが、塊肉でもいいのでしょうか? そのあたりの疑問を、須賀さんに詳しく教えてもらいました。

肉の種類や部位によって作り方は変えるべき?

牛肉と豚肉はどちらを使ってもおいしい肉じゃがができます。ただし、どちらの場合も、じゃがいもとの煮込み時間のバランス、味の染み込み具合を考えて薄切り肉を使うのがベストです。

また、ひき肉で作る肉じゃがもオススメ! 特に新じゃがの季節にはコロコロと小さな新じゃがとひき肉で作る煮っころがし風の肉じゃがもおいしいですよ。

また、お肉の種類によって味付けを大きく変える必要はないですが、入れるタイミングを変えるだけで、お肉の柔らかさが変わります。

お肉の選び方

牛肉の場合

牛肉は、切り落としや薄切り肉がベスト。部位はそこまでこだわる必要はないですが、必ず薄めにカットされた肉であること、さらに赤身と脂身が半々くらいだといいですね。赤身が多いと煮込んでいるうちに固くなってしまうので、程よい脂身があるほうが柔らかい食感を残した肉じゃがを作ることができます。

豚肉の場合

豚肉も牛肉同様、切り落としや薄切り肉がオススメです。中でも豚バラ肉は程よく脂身があり、豚肉の中でも加熱しても固くなりづらいです。肉じゃがのようにある程度煮込み時間を要するものと相性がいいですよ。

次ページ:【肉の種類別】肉じゃがレシピ

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