【マリアージュレッスン】鉄板ルールがあった! 恋愛経験ゼロの女性の婚活のはじめ方
30歳前後から、途端に現実味を帯びてくる「結婚」の話。「婚活しなきゃ!」と思っていても、何からはじめたらいいのかわからなかったり、結婚相手にふさわしい男性に出会えるのか不安になったりしてしまうもの。これまで多くの女性たちの恋愛・結婚の問題を解決してきた、マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃先生に、婚活の悩みを解決してもらいましょう。
■今回のお悩み
婚活をしたいけれど、今まで男性と付き合ったことがなく、何からはじめたらいいかわかりません。どうしたらいいですか?(25歳/情報・IT/技術職)
恋愛を上手にはじめる“鉄板ルール”があります!
環境などの理由で男性と触れあうタイミングがないと、相手のこともよくわからないし、どんなふうに恋をはじめればいいのかわからない……。そんなふうに不安になってしまう気持ち、とてもよくわかります。こうした不安を乗り越えて、真面目な婚活にふさわしい、ステキな男性とより深い縁を作っていきたいですよね。
実は、男性とのお付き合いを上手にはじめるための「鉄板ルール」があります。このルールは、モテテクニックなどの表面的なことではなく、男性の心理や人の「無意識の距離感」に添ったもの。恋愛初心者さんだけではなく、「何度も恋をしているけれどうまくいかない……」という人にも知っておいてほしいルールです。
どんなふうに恋をはじめて行けばいいのか、どんなマインドで行動すれば運命の恋を手に入れられるのか、4つのステップにわけて詳しくお話しさせていただきたいと思います。
恋愛を上手にはじめる4ステップの鉄板ルール
(1)男性が同じ存在であることを理解する<準備>
ステキなお付き合いをしていくために、まずは「出会い」の準備をしましょう。
男性とお付き合いをするとき、多くの女性が「自分とちがう存在」として男性のことを捉えがちです。そのため、男性が好みそうな服を着てみたり、料理を練習したりするのですが、それよりももっと大切なことは、「男性も自分と同じだ」と共感し、理解することなんです。私たちは性別がちがうものとして存在する以前に、ひとりの人間です。まずは「男性が同じ存在であることを理解する」ことからはじめましょう。
私たちも、知らない人に対しては緊張したり、最初から「僕を好きになって」と期待されたら、息苦しくなってしまいますよね。実は男性も、真面目なお付き合いを考えているときほど、段階を追ってお付き合いをしたいと思っています。
最初から深い会話をするよりも、喜びや共感といった触れあいを好み、楽しい話をしながら女性のことを知り、だんだんと「人生観」「その人が大切にしていること」「生活のサイクル」「将来の夢」などを知りたくなっていくんですね。ですので、まずは女性としての自分を表現するより、テレビの会話を楽しんだり、ちょっとした気遣いをしたりと、大切な友達と接するようにすることが大切なんだと理解することが必要です。
(2)イメージングで男性との触れあいに慣れる<準備>
次に必要なステップは、「イメージング」です。
新しいことをはじめるときは、男性と接するときであれ、新事業をはじめるときであれ、今までとちがう状況になるのは怖いもの。この気持ちを無視し、いきなり行動しようとしても体が動かなくなってしまうのです。
ですので、行動する前にイメージをして、「脳」を男性との触れあいに慣らしてあげましょう。まずは(1)で学んだ、「気軽な会話」や「楽しむこと」「共感すること」を意識して、男性と気軽にコミュニケーションをしているイメージをしてみてください。
笑顔であいさつしたり、楽しかったテレビ番組の話をしたり、「今日は何を食べるの?」「何が好き?」という友達とするような会話を楽しんでいるところをイメージングしていけば、男性との触れあいに慣れるようになります。
(斎藤芳乃)