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人はそんなに嫌わない! 千秋が教える、「上手な人間関係の築き方」とは?

4月は転職・異動などで、新しい人間関係を構築しなければいけない大事な時期。わくわくする反面、不安に感じてしまう女性も多いですよね。そこで今回は、ママ友との付き合いの中で身につけた「人付き合いのコツ」を綴った書籍『人見知りだった千秋が付き合い上手になった魔法の法則16』(中央公論新社)の著者・千秋さんにインタビュー! 千秋さんの経験をもとに、「上手な人間関係の築き方」と「マイナビウーマン読者の人間関係のお悩み」について答えてもらいました!

まずは自分の味方を作ろう! 話が合う確率が高いのは、外見が似ている人!?

人付き合いが上手そうに見える千秋さんですが、実は人見知りで、子どもの幼稚園の入園でママたちの中に入り込むときは、とても不安があったそうです。そんな千秋さんがママ友を作るためにはじめにしたことは、「自分の味方を作る」ということ。

「とりあえず、ひとりは自分が信頼できる人を作ったほうがいい。まずは外見をチェックして、ファッションセンスが似ている人に声をかけます。レストランの選び方とか趣味が似ていたりすると、話が合う確率が高いんです」と千秋さん。

ただ、ある程度仲よくなったとしても、本当に信頼できる人かどうかを見極めることが重要なのだとか。なぜなら、仲よくなった人に自分の秘密を話しすぎて失敗してしまったこともあったそう。そんな経験から「広まってもいいと思う秘密だけ言う」ということが見極める方法だと話してくれました。

「秘密は秘密だから広まるとマズイいんですけど、最悪広まってもいいなっていう秘密だけ、試す意味もこめて話すようにしています。それは、ちょっと仲よくなって信用できるなと思った人にだけ、一歩踏み込んだ自己紹介として話します。芸能人はウワサの的にされやすいからと言って、何も話さなかったら、みんな友達になってくれないんじゃないかと思ったし、それに、まったく自分のプライベートな部分を言わない人って、ずっと壁がある気がして嫌ですよね。だから『実はね……』っていろいろ話してくれた人のほうが、すごく仲よくなります。私を信用してくれてると思えるし、私も信用しようという気になるから」とのこと。

自分をさらけ出すこと≠秘密を話すこと! ストレスなく人付き合いをするには?

一旦仲よくなれたからといって、そこで終わりではありません。むしろ、ちょっとしたことがきっかけで人間関係がこじれてしまうなど、トラブルはつきもの。そういうトラブルを、千秋さんは「自分をさらけ出すこと」で、乗り越えてきたそうです。「自分をさらけ出すって言っても、『秘密を話す』ことじゃなくて、自分の意見をはっきり主張して、自分のキャラクターをどんどん人に広めていくことが大事」だと人付き合いのコツを話してくれました。

たとえば、手料理を持ち寄る会で、自分だけ料理を作らないと言ったとしたら、『ひとりだけやらないなんてわがまま!』と思われてしまいますよね。そんなとき、千秋さんは『私は料理が苦手だし、時間もないから、代わりにもっといいもの買ってくるからいいでしょ?』と言ってしまうのだそう。

「仕事が朝までかかったときに、嫌われることを怖がって苦手な料理をするのって、ストレスになっちゃう。『自分のストレス』と『嫌われるストレス』のどっちを取るかを考えたら、『嫌われるストレス』のほうがいいかなって。そうやって、自分にストレスがたまらないほうを選択していくうちに、自然と『千秋ちゃんってこういう人』っていうキャラクターが、みんなの中にできあがっていました」と話してくれました。

ただ、そのときに注意すべきことは、「みんなが得するようにすること」。「みんなは料理を1品作るけど、私は作らないから2品持っていくね」とか、「高級な食べ物を持ってきたよ~」とか、みんなが損しない提案をするなどの気遣いが必要だそうです。そうすれば、「千秋ちゃんは作ってなくてずるいけど、これ食べられたからいいか」と言って納得してくれるそう。このように、自分のキャラクターをまわりに認めてもらうことで、ストレスをためずにママ友といい関係を築きあげていったそうです。

(マイナビウーマン編集部)

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