70.1%が〇〇! 昔ながらの銭湯VSスーパー銭湯、どちらが好き?
長い煙突がトレードマークの昔ながらの銭湯は、素朴でのんびりした雰囲気。一方、さまざまな種類のお風呂があるスーパー銭湯は、ちょっとした温泉気分にひたれるのが楽しい。今回は、昔ながらの銭湯とスーパー銭湯で、どちらが好きかを働く女性たちに聞きました。
Q.昔ながらの銭湯とスーパー銭湯では、どちらが好きですか?
昔ながらの銭湯……29.9%
スーパー銭湯……70.1%
「昔ながらの銭湯」が約3割、「スーパー銭湯」が約7割の人に支持されました。さらに、それぞれの好きな理由を聞いてみました。
<昔ながらの銭湯が好き!>
■なんたって落ち着く
・「ほっとするから」(26歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「庶民的そう」(28歳/情報・IT/販売職・サービス系)
・「安いし落ち着く」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
番台にはいつものおばちゃんがいて、お客さんは近所の人がほとんど。地元になじんだ庶民的な雰囲気で落ち着きます。入場料が安いところも魅力ですね。走り回ったり、泳いだりしている子どもを、常連さんが「コラッ!」と叱っている微笑ましい風景が目に浮かびます。
■風情がある
・「趣があっていいから」(29歳/情報・IT/営業職)
・「日本って感じだから」(32歳/情報・IT/技術職)
・「壁画を見たい」(32歳/その他/事務系専門職)
昔ながらの銭湯の最大の特徴といえば、やはり富士山の壁画でしょう。なんと、その壁画を描く職人さんは、現在日本に3人しかいないそう。そのうち2人は高齢のベテランで、残る一人は約10年の修業を経て独立した若手の女性。日本ならではのこの文化が、末永く続くことを願うばかり!
<スーパー銭湯が好き!>
■設備が充実している
・「いろいろな湯船に入れるし、岩盤浴などもあり施設が充実して一日過ごせるから」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「サウナとか飲食店があるから風呂以外も楽しめる」(29歳/金融・証券/営業職)
・「スーパー銭湯のほうが、あかすりやほかのサービスがあるし、食事もできたり、一日いても飽きないから」(27歳/電機/営業職)
スーパー銭湯は、さまざまな種類のお風呂はもちろん、岩盤浴やあかすり、レストランやマッサージなどを併設しているところが多いですね。ちょっとしたリゾート気分で一日中楽しめるところが特徴。広い休憩所では、のんびりと昼寝もできちゃう。
■誰でも入りやすい
・「初心者でも行きやすいから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「地域性が低いので、気軽に入れるところ」(28歳/食品・飲料/技術職)
・「昔ながらの銭湯は番台におじさんがいて恥ずかしい」(30歳/商社・卸/事務系専門職)
常連客が多い昔ながらの銭湯に対して、スーパー銭湯は遠方からのお客さんも多いので、初めての場所でも気軽に入りやすいようです。また、昔ながらの番台は、男湯と女湯の両方の脱衣所が見渡せる場所にあり、おじさんが座っている場合は恥ずかしいですね。最近は、脱衣所の外にフロントを設けた銭湯も多いですよ。
まとめ
筆者の家の近所には昔ながらの銭湯があり、ときどきつかりに行っています。昔ながらのといっても、数年前にリニューアルして、番台は脱衣所の外にあるし、長い煙突は取り壊してしまいました。いつも常連さんが開店前から待っていて、銭湯でのコミュニケーションを楽しみにしているのだとか。入浴後のコーヒー牛乳は、最高です!
(カンナ マコ/OFFICE-SANGA)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数179件(22~34歳の働く女性)
※この記事は2016年03月15日に公開されたものです