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約〇割が「入らない」! 結婚後、旦那の両親と同居になるとわかっている男性は恋愛対象に入る?

大場杏

物心ついた時から、結婚とは幸せな側面だけじゃないことを心得ている私たち。たとえ円満な家庭に育ったとしても「渡る世間は鬼ばかり」を見てしまった日には、同居は決してしてはならないと、チェックリストの第一優先事項に追加したはず。あの世界に身をおくなんて考えただけでも恐ろしい! ましてや現実はいかほどのもの? もちろんすべてが鬼との同居とは限りませんが、同居を提案されたらどうしますか?

Q.結婚したら、旦那さんの両親と同居になるとわかっている男性は恋愛対象に入りますか?

 「入る」……27.0%
 「入らない」……73.0%

恋愛対象にすら入らないなんて、驚きの結果のように思いますが、いかがでしょう。軍隊にでも入るような覚悟がないと付き合うことさえ躊躇してしまう、かなり高いハードルのようですね。それぞれを選んだ理由を見てみましょう。

【入らない派の意見】

■そんな生活は望んでない!

・「ストレスで夫婦仲も悪くなりそうだから」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「同居だけは死んでも嫌」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「確実に揉め事に発展する」(31歳/その他/その他)
・「絶対無理。どんなに彼が好きでも無理」(32歳/医療・福祉/専門職)

「同居するくらいなら結婚はしません」と、強い意志を持ったコメント多数。愛は何にでも勝つかと思いきや「義理の両親との同居」には勝てないようですね。「自分の親が昔同居していて、嫁姑バトルがあったのを見ているから自分は絶対無理」と説得力のあるコメントも。「同居してよかったという話をまったく聞かない」「無理」「苦痛」「滅入る」「2人で自由に過ごしたいから」と拒絶の嵐。

■すぐは嫌

・「そんなことを話し合いもせず強制させられるのは嫌」(30歳/通信/事務系専門職)
・「初めからは対象外。途中からは考える」(30歳/商社・卸/事務系専門職)
・「相手がよっぽどいい相手でないと厳しいが、ご両親の人柄によるかも」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「あくまでも結婚は当人同士の問題だと思うから、極力対等な関係を築けるような状況を作りたい」(31歳/その他/その他)

将来的にはもちろん選択肢のひとつではあるけれど「もう少し仲良くなってから判断したい」「将来的に同居はいいが、結婚してすぐに同居は少し嫌」「最初くらいは夫婦2人で新婚生活を送りたい」と結婚と同時に同居することに対しては、抵抗があるようですね。

【入る派の意見】

■家族になるのだから

・「相手方の両親にもよるけど」(24歳/農林・水産/秘書・アシスタント職)
・「自分も親は大切にしたいから」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「結婚とはそういうものだから」(31歳/商社・卸/事務系専門職)
・「よっぽど好きなら同居でも大丈夫」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

忘れてはならないのが、同居するメリット。「子どもなどの面倒を見てくれるなら助かる」「金銭的な余裕が生まれるなら」と同居ならではの恩恵も。見返り求めず「結婚は相手の両親とも家族になることだから」と本来のあるべき指針を示してくれた方もいらっしゃいました。わかってはいるのだけれど……。

■人生何事も妥協案!

・「恋愛対象としてはみるけど、結婚できるかは同居の条件にもよる。そこでちゃんと私の話も聞いて間に入ってくれない人だとわかると冷めると思う」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「そのことで除外していたら誰も現れない」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「場所や、人柄によるけど、しょうがない問題なら構わない」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「その人を気に入ったのなら家族も好きになれるかもしれないから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

折衷案と妥協案を持ち合わせてなければ、頑固で融通の利かない独裁者。「嫌だけど、そのような理由でその人を決めたくない」「それもしょうがないから」「両親のことを考えて恋愛するわけでないから」とまちがいなく彼女たちは幸せを掴む術を知ってる。自滅せずに共和国を築くには、妥協! 平和万歳。

まとめ

同居反対は7割強と高い数字になりましたよね。この際、結婚の誓いの言葉に入れてもいいくらい強い影響力を持つ「同居」。諸刃の剣ですが、何が起きても添い遂げてくれるか測るには、同居について確認してみるのがもっとも有効な手段かも?

(大場 杏)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数250件(22歳~34歳の社会人女性)

※この記事は2015年12月30日に公開されたものです

大場杏

編集ディレクター・ライター/医療系出版社で本を2冊担当。その後広告代理店にて商業施設や航空会社、外資系メーカーの広告・販促物全般、カタログ冊子、DMそして連動するWEB制作に従事。趣味はスポーツ観戦と海外旅行とライブ。宇宙や恐竜など壮大なものに惹かれ、わくわくします。

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