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意外と知らない冠婚葬祭マナー「爪先が出るオープントゥは“妻先に出る”のでNG」

ファナティック

学生のころなら親にくっついていればいいだけだった結婚式やお葬式。社会人ともなると一人前の大人としてのマナーをわきまえたうえでの出席を求められますよね。でも、「こんなときってどうすればいいの?」と迷ってしまうことも多いのが冠婚葬祭。今回は、女性たちが知って驚いた冠婚葬祭のマナーについて聞いてみました。

ご祝儀・香典のマナー

・「ご祝儀袋の名前の書き方が分からなくて、パソコンで検索した。筆ペンにも、お葬式と結婚式でインクの色がちがうとは知らなかった」(34歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「お通夜、葬式のときの香典は使用したお札を入れる」(28歳/機械・精密機器/その他)

・「ご祝儀袋の種類」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

ご祝儀袋や香典袋にはそれぞれいろいろな決まりがあるもの。中に入れるお札が新札なのか、使用されているものを入れるのか、何色のペンで表書きを書くのかなど細かな決まりがありますが、知らずに失礼なことをしていたなんてこともありそう。よくわからないときにはネットで調べる、年配の方に聞くなどして恥をかかないようにしたいですね。

結婚式のマナー

・「ファーがだめということ。自分は持ってないけど、まわりはファーのついたボレロやアクセサリーをつけてる人がけっこういたので」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「ペタンコ靴や紙袋はダメ」(33歳/その他/その他)

・「結婚式のときの靴。サンダルがダメなのはわかるけど、爪先部分が開いているのがダメだと知ったとき、驚いた」(35歳/その他/その他)

時代に合わせて少しずつ変わってきていると言われる結婚式の洋服マナーですが、タブーとされることはまだまだ存在するもの。ゲストは花嫁の色である白を着ないというのは知っていても「妻が先に出る」という語呂合わせとカジュアルすぎる印象があるので「爪先の出る靴」がNGとされているのを知らない人も多いみたいですね。

葬儀のマナー

・「葬儀では一切光りものをつけない」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「葬式には白いハンカチを持っていかなきゃなのに普通のハンカチを持って行ってしまった」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

・「妊婦はお葬式にでてはいけない」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

結婚式よりも頻度が少なく、突然参加することになるので慌てることも多い葬儀。参列用の喪服一式を準備しておけば慌てることはなさそうですが、持ち物などはついウッカリしがち。妊婦さんのお葬式への出席については地域性なども関係してくるそうなのでご遺族に確認をしてから出欠を決めたほうがいいかもしれませんね。

お祝い事であればある程度のことは「知らなかった」ですませてくれることもあるかもしれませんが、親族や新郎新婦に失礼に当たるようなことだけは避けたいもの。服装でマナー違反をしてしまって「こんな非常識な友だちがいるんだ」と思われては申し訳ないですよね。葬儀については故人を悼む気持ちを表すため、結婚式については祝福の気持ちを表すためにもマナーをわきまえることが大事ということですよ。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~39歳の働く女性)

※この記事は2015年12月12日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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