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【マネーレッスン】収入=支出から脱出したい! 覚えておきたい「貯まる」心がけって?

ヤマダケイコ/六識

風呂内 定額貯金3,000円と生命保険の1万円を現状の貯蓄額とすると、さらに1万7000円ほど捻出する必要がありますね。でもKaaaaaYuさんの家計簿を見るかぎり、そうムダ使いはしてないんですよ。飲み物をできるだけ外で買わないようにしていたり、セルフネイルをしていたりと、支出を押さえる努力もされています。一人暮らしだと、家賃や光熱費もかかるので、月々のやりくりでこれ以上、貯蓄の金額を捻出するのは、少しきびしいかもしれません。

あえて言えば、家賃が6万4,000円はやや高め。引っ越し代もかかるので、家賃の安い部屋にすぐ移るのは難しいかもしれませんが、もし今の家賃が周囲の相場より高めなら、大家さんや不動産会社に交渉すれば下がる場合があります。通信費・携帯料金の9,000円も、プランを見直すことで安くなるかもしれません。こうした固定費が少しでも下がれば、そのぶんは貯蓄にしたいでしょうね。

編集部 ただ、固定費を多少減らし、月々の支出が約17万3,000円であることから、現状ベースで発生しているおよそ7,000円の黒字分も貯蓄にまわしたとしても、仮で設定した目標貯蓄額の3万円に到達するのはなかなか難しそうです。とはいえ月々の支出を切り詰めすぎて、ストレスがたまるのも考えものな気もします……。

風呂内 たしかに、月々の手取り収入の20~25%を貯蓄に回すというのは理想なんですが、ベースの収入が低いと難しいですよね。KaaaaaYuさんのような一人暮らしだと、なおさらです。

でも、幸いKaaaaaYuさんは、冬のボーナスが約25万円出て、それを半分を貯蓄に回そうとも考えています。月々の支出をこれ以上切り詰めるより、ボーナスが出たら、すぐに半分を貯蓄用の口座によけ、手をつけない。そのほうが5年間で最低50万円の目標に早く近づきそうです。

このボーナス分の貯蓄は、普段のお金を出し入れする口座ではなく、預貯金専用の別口座を作って入れてはどうでしょうか。たとえば、この冬のボーナスから10万円を貯金するなら、普通預金より少し利息が高く、1週間経てば満期が来る「1週間定期預金」はオススメです。「1週間定期預金」は、お金をすぐに引き出せないので、衝動的に使うのは防げます。でも1週間立てば引き出せますので、万が一お金が必要な時には間に合います。

編集部  なるほど。月々の貯蓄が少ない分、ボーナスで確実に貯蓄を増やす、というのも手ですね。ただ日々の生活の中でも、少しでも「貯まる」習慣があれば、身につけておきたいもの。たとえば「お財布の使い方」で、心がけたいことはありますか。

風呂内 レシートやポイントカードでいっぱいの財布は、お金が貯まらないといいますが、それは当然です。財布の中にお金以外のものが多くて、肝心の残高がわからないようでは、やりくりもしづらいですから。お札をすぐに、細かくくずしてしてしまうのも、お金を使うハードルを下げてしまいますね。

レシートを入れっぱなしにせず、ポイントカードは専用のカード入れに入れる。お札はそろえていれる。こうして日々お財布をていねいに、中身を整理して使うことで、お金を大切にする意識も自然と高まります。それが「貯まる財布」につながりますね。

また、ちょうど1月から4月にかけて、お財布を新しくすることは、「春財布=張る財布」といって、縁起がいいといわれています。今持っているお財布が古びてきているなら、この機会に心機一転、お財布を買い替えたり、修理してリフレッシュしてみてはどうでしょうか。

◆今回のおさらい
・貯蓄は「普段は見えないお金」にすることが大切。日常生活では「貯まる財布」の使い方を心がけて
まず自分の「貯まらない習慣」をチェックして。ひとつひとつは些細なことでも、積み重なると、貯蓄の金額に現れてきます。そして、今後さらに貯蓄を増やしたいなら、月々の貯蓄金額は、収入があった時点で確実に別の口座に移してしまうこと。それに手をつけなければ、たとえ少額ずつでも確実に貯まっていきます。また、貯蓄の金額は「収入の2割程度」が理想的ですが、収入が多くなく一人暮らしで固定費もかかる、といった場合は、月々は無理をせず、毎回のボーナスから一定の金額を貯蓄に回すという方法も検討してみましょう。かつ、日々使うお金を大切にする意識を持ち、「貯まる財布」を心がけて、自然とお金が増えていく習慣を心がけてみて!

(取材・文:ヤマダケイコ/六識)

※この記事は2015年12月09日に公開されたものです

ヤマダケイコ/六識

お酒とコーヒーをこよなく愛するエディター&ライター。主に美容、カルチャーの企画を手がける。インタビュー好きで、特に記事にしづらい脱線話が大好物。将来は、故郷の名産・干物を絶妙の焼き加減で提供する“干物Bar”を開店し、サラリーマン&サラリーウーマンの愚痴を聞くのが夢。

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