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特別感はいらない! 女性から見て、イクメンって言葉ぶっちゃけどう思ってる?

ファナティック

子どもと一緒に買い物をする男性の姿、たまに見かけることありませんか? こういう男性が増えるのはとてもうれしいけれど、「イクメン」という言葉にはちょっと違和感も……。そこで既婚女性にイクメンという言葉に対してどう感じるかを聞いてみました。

Q.既婚女性に質問です。イクメンという言葉に対してどう感じますか?

好き……50.0%
嫌い……50.0%

今回のアンケートでは、きれいに真っ二つに意見がわかれる結果となりました。イクメン、という存在は応援したいけれど、言葉がどうもという人がやはり多いのでしょうか? 詳しく聞いてみましょう。

「イクメン」という存在を応援したい!

・「もちろん、自分の子どもなんだから育児をするのは当たり前だけど、社会の環境がまだ整っていない中、積極的に育児をする男性は素晴らしいと思うから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「働く女性を増やそうとしている世の中なので、育児をやる男性も増えてほしいから」(28歳/情報・IT/技術職)

イクメンに対する理解が薄い社会環境の中で、一生懸命子育てに取り組んでいるイクメンは、同じ親としてやっぱり見ていて応援したくなりますよね! また「働く女性を増やすなら、イクメンを増やさないと比率がおかしくなる」という意見も。これも確かに、です。

言葉としてあれば、風潮がついていく

・「言葉として存在するのっていいと思う。世の中の風潮がそれについていくから」(32歳/学校・教育関連/営業職)

・「育児に協力してくれるパパはいいと思います。イクメンというシャレた名前があると、パパも名前負けしないために喜んで手伝うと思います」(35歳/情報・IT/技術職)

イクメンという言葉には違和感もありますが、ただ「イクメン」という言葉には、それに従おうとする風潮もセットでついてくるため「なくした方がいい」とはやっぱり言い切れないですよね。また名前負けしないように頑張ろうとする男性も多そうです。

イクメン・ブームは育児しない父親も作る?

・「育児は二人でするものなのに、育児をするパパは偉いみたいな特別感はいらないと思う」(29歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「育児をしない父親が多くて当然のような言葉にもとれる」(32歳/金融・証券/営業職)

一方でイクメンを特別扱いすると、育児しない父親を肯定することになるのではという意見も。イクメンは考えてみれば、「子どもがいれば、当たり前の父親の行動」。ここにスポットを当てすぎると「俺はイクメンじゃないから」とか言い出す父親が増えそう!?

少しの育児でイクメン面してきそう!

・「旦那がほんの少し子どもと遊んだだけで『俺はイクメン』と言い出すので迷惑」(34歳/学校・教育関連/専門職)

・「子育ては夫婦でやってこそのもの。ママと同じレベルまでやってこそ本当のイクメンだと思う」(33歳/その他/その他)

またイクメンがブームみたいになってしまうと、ちょっと手伝っただけで「俺はイクメン」なんて言い出す、「イクメンもどき」なパパが増えるのではという意見もありました。ブームにあやかってちょっとだけ手伝われても、余計にイライラしてしまいそうですよね。

「イクメン」という存在は応援したいものの、その言葉には危機感や違和感を覚える女性も。ただもしかしたらこれはイクメンが問題なのではなく、育児をさぼるパパが問題なのかも? むしろ、こんなおさぼりパパこそ何か名称を与えて注目してもらうべきかもしれませんね。パパ、頑張れ!

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数150件(22歳~38歳の既婚女性)

※この記事は2015年11月10日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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