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私たちが働いてることも忘れないで!! 同僚が産休を取るときに思うこと4つ!「産休中も連絡を」

ファナティック

今のところ予定がなくても多くの女性が取る可能性の高い「産休」。出産後に復職先があると安心して休めるので女性にとっては有り難い制度ですが、職場に残された立場としては正直なところ産休を取る女性についてどう思っているのでしょう。今回は、産休を取る同僚に対して思うことを働く女性たちに聞いてみました。

産休中も連絡が取るようにしてほしい

・「産休中も元いたチームに頻繁に連絡してくること」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「がんばって産んでほしいと思う。ただ、引き継ぎだけはわかりやすくしておいてほしいのと、産休中もできるだけ連絡が付くようにしておいてほしい」(27歳/その他/販売職・サービス系)

出産はおめでたいことだし、がんばって産んでほしい。でも、職場に残された人が困ったときにはサポートできるよう産休中も連絡が取るようにしてほしいという女性もいるようですね。休暇とはいえ職場の人に自分の仕事を引き継いでもらっているのだから、気にかけるくらいの配慮はほしいということでしょうか。

当然の権利だからしっかり休んでほしい

・「引き継ぎをきちんとしてくれたら、ゆっくり出産と育児に備えてほしい」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「しっかりと時間内でその時間でできる仕事さえしていてくれればいい少子化の時代、どんどんそういう女性が増えていってほしい」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「当然の権利だし、なんとも思わない。ちゃんと引き継ぎしてくれたほうが助かるとだけ思う」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

産休が制度として認められているのなら当然の権利だと思って、ゆっくりと出産や育児に向き合ってほしいと思う人も多いようです。少子化が深刻な時代だからこそ、子どもを産むということは大事なこと。仕事はもちろん大事だけれどできる範囲でやるくらいの気持ちでいても許されるという意見ですね。

前例になるように積極的に休んでほしい

・「自分のときも取りやすくなるからもっと積極的に、男性も取ってほしい」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「自分もいつか取るかもしれないので、そのときに快く助けてもらえるように、自分も率先して助けたい」(31歳/商社・卸/事務系専門職)

自分が産休を取りたいときも含め社内での産休の前例となるのだから、積極的に産休を取得してほしいという人も。いつかは自分も産休を取得するかもしれないので「お互いさまという気持ちで積極的にサポートする」という人がいてくれると、産休を取ろうとしたときの後押しにもなりますよね。

正直、負担が増えて困る……。

・「引き継ぎだけは終えて休んでほしい。産休前から会社を休みがちになるので、ほかの人の負担が増えて不公平だと思う」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「仕事のしわ寄せが来たら嫌だな、と思う」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「残った者の仕事の負担が増えるので、大変と思う」(24歳/その他/事務系専門職)

出産がおめでたいことだとは思っているけれど、残される立場としては素直に祝福するのは難しいことも。産休中の人員補填がある職場ならまだしもそうじゃない場合は一人分の仕事がまちがいなくほかの人の負担になるもの。自分が休む立場なら、その人たちへのお礼の言葉は忘れないようにしたいですね。

まとめ

引き継ぎさえしっかりしてくれればいいという女性が大半ですが、やはり負担が増えることで正直なところ迷惑に感じるという人もいるようです。ただ、自分が産休を取るときのことを考えると制度を活用して、しっかり産休を取得してくれる同僚の存在はいい前例になるということはまちがいありませんよね。産休中の人がいて人員の補充がない場合は仕事の負担が増えるのは確かですが、それは産休を取る人ではなく会社の責任。産休に入る人を責めるのはかわいそうな気もしますよね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数198件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年10月27日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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