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合コンや仕事が上手くいく!? 簡単にできる初対面の人との会話術「私も好き」

森川ほしの/OFFICE-SANGA

初対面の人と接するときは、誰だって緊張してしまうもの。「会話が続かなかったらどうしよう」「ちゃんと打ち解けられるかな?」と、不安を感じることも多いですよね。しかし、世の中には初対面にも関わらず、スムーズに会話を楽しめる人もいます。そこには、なにかコツのようなものがあるのかも? そこで今回は働く女性に、「初対面の人との会話術」について聞いてみました。

会話を弾ませるコツ

・「最初は相手が気分をよくするように、ちょっと褒めてみる」(29歳/金融・証券/営業職)
・「持ちものや洋服を褒める」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「自虐的な話もする」(30歳/情報・IT/営業職)
・「自分から自分の話をする」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

褒められて気を悪くする人は少ないと思いますので、「まず褒める」というのは良いですね。持ち物や洋服に対して「それ、素敵ですね」と言うだけで、会話のきっかけになりそう。自虐話も、笑える程度のものなら効果あり。「ちょっとした失敗」系の鉄板ネタをいくつか持っておくと良いかも?

まずは探りを入れる!

・「共通点を探す」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)
・「出身地や趣味、仕事など、ひととおりの話題を振って、相手が一番興味を示すものを盛り上げる」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「休みの日の過ごし方を聞く」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

会話を弾ませるための方法として、「質問をする」というのは基本中の基本。相手に興味を持って、「あなたのことが知りたいです」という気持ちを示せば、きっと相手も応えてくれるはず。質問をしていくと、そのうち共通の話題が見つかるかもしれません。

働く女性オススメの鉄板ネタ

・「故郷の話などをする」(32歳/学校・教育関連/技術職)
・「天気の話題や、最近のニュースの話題など」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「今の旬な話題を調べておく」(24歳/小売店/技術職)
・「地元を聞いて、名物などを話してみる」(28歳/ソフトウェア/技術職)

今はスマホなどで簡単にニュースをチェックできますから、初対面の相手と会う前に話のネタを探しておくのもひとつの手。スポーツ、芸能、経済など、相手との関係に応じて最適なネタを見つけておけば、話題に困ることはないでしょう。

しっかりと聞く姿勢が大切

・「笑顔で相手の話をよく聞く」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「相手の話にしっかり反応すること」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

初対面の人と会うときは、「何か話さなくては!」と焦ってしまいがち。筆者も、緊張のあまり一方的に早口でしゃべってしまうタイプですが、本当は焦る必要なんてないですよね。相手に気持ちよく話してもらい、こちらがそれをしっかり聞いていれば、会話は成立するものです。

やはり初対面の相手と接するときは気を使いますので、みなさん話し方をいろいろと工夫しているようです。今回挙げられたもの以外では、どのようなフレーズが役立つのでしょうか? 話し方講師の栗原君枝先生に聞いてみました。

●「私も好きです」

「共通する部分があると、人は打ち解けやすくなるもの。相手が自分と同じ趣味や嗜好を持っているとわかったら、『私も好きです』と同調すると、きっと相手もうれしくなって、いろいろと話してくれるはずです」(栗原先生)

●「私は○○ですが、あなたは?」

「たとえば『お酒はお好きですか?』と、聞いただけでは『はい・いいえ』だけで会話が終わってしまう場合も多いですよね。そこで、『私はお酒が好きなのですが、あまり強くなくて……○○さんはお好きですか?』と聞くと、こちらの情報を開示しているため、相手も自分のことを話しやすくなります」(栗原先生)

今回のアンケートでも、「自分から自分の話をする」という人がいました。やはり、自分の情報を先に伝えると、会話を弾ませる効果があるようですね。また、相手に気持ちよく話してもらうためには、次のようなフレーズも役立つそうです。

●「はじめて聞きました!」

「自分だけが一方的に話しても、会話は盛り上がりません。相手にも気持ちよく話してもらうために、驚きのリアクションをはさんでみてください。自分の話に興味を持ってもらえるとうれしいものです。そのことについて、相手はもっと話したくなるでしょう」(栗原先生)

こうしてあらためて考えてみると、会話を弾ませるためのコツは、たくさんあるということがわかります。「初対面の相手だから、会話が弾まなくても仕方ない」で済ませがちな筆者は、そんな自分が少し恥ずかしくなってしまいました……。積極的に会話を盛り上げられる人になるべく、今後は努力していきたいと思います!

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数173件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月27日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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