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「コミュ障」女子必見! 簡単に会話を弾ませるテク7つ プロが薦める「オウム返し」戦法って?

森川ほしの/OFFICE-SANGA

他人とのコミュニケーションが苦手な人のことを、最近は「コミュ障」と呼んだりします。筆者も得意かどうかと聞かれれば、やはり自信がありません。そこで、働く女性に「上手にコミュニケーションを取るためのテクニック」について聞いてみました。「私ってコミュ障?」と不安に思っている人のために、話し方のプロが教えるテクニックも紹介します!

場数を踏む!

・「とにかく人と接する機会を増やす」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「社交場へ行く」(24歳/生保・損保/営業職)

コミュニケーションが苦手な人にとって、多くの人と接することは苦痛かもしれません。しかし、苦痛だからと避けてばかりいては、ますます苦手になるだけで悪循環です。何ごとも、やはり慣れが大切。少しずつでも、人と接する機会を増やせるといいですね。

とにかく聞き役に徹する

・「話すよりも聞く方に重点を置くこと。相づちの打ち方などを勉強すると良いと思う」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「とりあえず人の話に耳を傾ける。最初から話すのは難しいので、まずは聞くことから慣れて、その場の雰囲気にも慣れていくことが大事」(29歳/医療・福祉/専門職)

場数を踏もうと会話の輪の中に入ってみたものの……なかなか上手に話せない。そんな人は、まず「聞く」ことに集中してみるといいかも。「へえー」「そうなんだ!」と相づちを打ちながら聞き役に徹していれば、きっと相手は気持ちよくなって、いろいろと話をしてくれることでしょう。

少しだけ勇気を出して

・「明るく返事をすること」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「挨拶をするようにする」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「笑顔を作って人と接してみることです」(31歳/その他)

名前を呼ばれたら、元気に返事をする。自分から挨拶をする。笑顔を心がける。どれも当たり前のことのようですが、意外とできていない人が多いかも? 筆者も実は、挨拶や笑顔が少し苦手です……。しかし、誰かから挨拶されたり、笑顔を向けられたりするとうれしいですよね。なるべく自分から、できるようになりたいです。

前もって準備をしておくことも大切

・「話す練習をする」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「おしゃれする。おしゃれして、自分に自信をつければ話しやすくなる」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

たしかに、見た目に自信がないと、人とのコミュニケーションに積極的になれないかもしれません。たとえば、なんだかメイクが上手にできなかった日などは、「できるだけ人に会いたくないな……」なんて思うことも。外見から変えてみるのも、コミュ障改善に役立ちそう。

もう一人の私!

・「とにかく笑顔で、大きな声でハキハキしゃべる。語尾は落とさず上げて。相手の顔色はそれほど気にせず、嫌われても相性だと割り切る」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「『社会に出たときは違う人』と思い込んで、笑顔を作って頑張るしかない」(32歳/医療・福祉/専門職)

コミュニケーションが苦手な自分を変える……のではなく、「積極的に人と話せる自分」を作り上げてしまうという、思い切った作戦も。これはなかなかいいかもしれませんね。そのうち、その「もう一人の私」も自分の一部になって、コミュ障が改善できるかも?

プロ直伝! 「コミュ障」改善プログラム

話し方講師の栗原君枝先生にも会話力アップのテクニックについて聞いてみたところ、「オウム返し」がオススメとのこと。

「会話中に何を言えばいいのかわからないと感じたら、相手の言葉を繰り返して言ってみましょう。『昨日○○に行ったんだ』と言われたら、『へー、○○に行ったんだ』という感じです。オウム返しは相手の話を盛り上げることにもつながりますし、それほど考えなくても、どんどん会話を続けていくことができます」(栗原先生)

そして、グループで会話をするときには、座る場所を工夫するといいそう。

「そのグループの中で自分が一番話しやすいと感じる人、または以前にも会話したことがある人の隣に座るといいですね。安心感があって、緊張を和らげることができます。また、その人が自分に話題を振ってくれる可能性も高まります」(栗原先生)

初対面の人や苦手な人が混ざっているグループで会話をするときには、ぜひこのテクニックを試してみてください。

●すぐにできる! 会話力アップテク

・「オウム返し」で相手の話を盛り上げる
・グループで座る際には話しやすい人の隣をキープ

「コミュニケーション」というのは難しいもの。胸を張って「得意です!」と言える人は、少ないかもしれません。しかし、「コミュ障」と呼ばれてしまうほど苦手では、仕事はもちろん、プライベートでも何かと損をしそう。コミュニケーションスキルに不安がある人は、今回紹介したテクニックを取り入れてみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数173件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月20日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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