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実は結婚への遠回り!? 「尽くす女」を辞めるコツ

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

尽くすのをやめたいと思ったときにすべきこと

母親ならば自分を犠牲にして無償の愛を注いでもその親子関係は破綻しませんが、こと恋愛においては一方的なボランティアをしていれば男女関係は破局を迎えることになるでしょう。

献身的に尽くした結果、付き合う男をダメ男にしてしまう女性もいるのです。

好きな彼に対しての“尽くしすぎ”には充分注意しましょう。

なぜ尽くしてしまう? 尽くす女の心理

大好きな彼に尽くすことに使命感を覚えてはなりません。

相手のことを考える時間が増え、“自我関与度”が高まり相手に対しての思い入れがますます強くなるのです。

彼に捧げた時間、またはお金……「彼のためにしてあげた」をすればするほど、自分がエネルギーを注げば注ぐほどどんどんハマってゆく……。

手間暇掛けた分だけ執着してしまうのです。

「馬鹿な子ほど可愛いもの」とはよくいったもの。
「私の彼は手がかかるけど、その分愛おしいの……」となるでしょう。

「まったくも~しようがないなぁ」「もう、私がいなくちゃダメなんだから~」と言いながら、本当に彼に依存しているのは「尽くされてる側の彼」でなく「尽くしている側のあなた」の方なのです。

尽くすのをやめるには

自分の時間を確保すること

彼の世話を焼かないためにも自分の時間と彼との時間をちゃんと区別する必要があります。
尽くす女性はダラダラと彼と過ごしたがりますが、結婚もしていないのに、“自分の時間のほとんどを彼のために費やしている”のは自立している女性とは言えません。

できるだけ彼にさせること

彼ができるコトには手を出さないことが鉄則!!
努力すればできそうなことも手出ししないで見守ることです。

あなたがなんでもやってあげることで“それが当たり前化”されてしまいます。
彼は自分では“やろうとしない人”になってしまうのです。

彼の支えになることと尽くすことはまったくちがうことなのです。

許さないこと

どれだけ好きでも彼を許し続けてはなりません。
ダメなことはダメ、ムリなことはムリ、イヤなことはイヤと言うのです。

あなたの我慢の上に成り立つ恋愛は長続きしません。

「彼とこれからもずっと一緒にいたいな」……と思うのであればムダに甘やかしてはいけないのです。

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