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話題になっている今だから知識を得たい! 『僕たちの国の自衛隊に21の質問』

『僕たちの国の自衛隊に21の質問』カバー

講談社は、2015年7月16日に安全保障関連法案が衆議院で可決されたことをうけ、関心がありながらも知識が不足している女性に向けて、半田 滋著『僕たちの国の自衛隊に21の質問』を推奨した。

【知りもしないことを聞かれ、適当に回答する国民と、その結果に右往左往する偉い人たちコラム |】

本書は、防衛記者歴25年以上という東京新聞論説兼編集委員である著者が、自衛隊についての知識を持ち合わせていない人だったら、当然、抱くであろう疑問を「21の質問」というかたちで設定し、それにわかりやすく答えていくつくりになっている。中学生くらいから理解できるよう、豊富な写真・図版やルビなど工夫がこらされている。

7月16日以降、女性誌はいち早く、「自衛隊」に関する特集を組み始めた。その記事は、アンケート調査で、ふだんは上位を独占する芸能記事を押しのけ、トップに食い込んでいる。多くが関心を持つようになっている一方で、軍事・国際政治について正確な知識が不足していることを自覚している女性は多い。

講談社では、「なぜ、集団的自衛権を行使する必要があるのか」「現状の憲法で、自分の国を守れないのか」といったこと、そして自衛隊そのものについて、若い世代、そして子どもを持つ世代が正しい知識を蓄える必要がある、と主張し、主婦層などにこの本を読むことを推奨している。

価格は1,300円(税別)

(エボル)

※この記事は2015年07月17日に公開されたものです

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