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30歳以降の「リスク」に備えて、貯金はしておくべき?

ヨダヒロコ/六識

風呂内 亜矢

風呂内 まず彼女に必要なのは、「これだけ使わないと生活が回らない現状は、『リスクが高い』」ということをしっかり自覚すること。逆に、本当に貯めたいと思ったら貯まるタイプだと思うので、次のボーナスを「絶対に使わない」と決めて、大きな額を貯蓄用口座に貯めてしまえば、崩したくなくなり、どんどん貯蓄できる体質になっていけるはずです。

編集部 なるほど。では、ばんこさんの第一歩として、ムダ使いを自覚するために気軽にできるテクニックはありますか?

風呂内 現金派をめざしているばんこさんには、撮影したレシートを全自動でデータ化してくれる無料家計簿アプリを利用するのがオススメです。そうして支出の多さを把握しつつ、クレジットカードと貯蓄用口座のキャッシュカードは持ち歩かないようにする。生活費として使ってもいい口座のカードだけで生活する習慣を身につけてください。

◆今回のおさらい
・家計簿アプリで支出を把握し、生活費用口座以外は持ち歩かない

まずは、少しずつ豪華な生活をしていることを自覚することから。家計簿アプリなどを利用し、何にいくら使っているのかを可視化させましょう。その上で、特に使いすぎていると思われる「食費・外食費・交際費」と「服飾費」を見直して、それぞれ1万円ずつダウン。その分、月々の定期預金を1万円から3万円にアップを。また、「貯める」という意識づけをするためにも、次のボーナスは丸ごと貯蓄用口座へ。クレジットカード含め、持ち歩かないことで“つい手をつけてしまう”危険を回避しましょう。

(取材・文:ヨダヒロコ/六識)

※この記事は2015年07月08日に公開されたものです

ヨダヒロコ/六識

女性向けライフスタイル情報誌&Webサイトの編集者を経て、 2013年に制作プロダクション「六識」をスタート。「働く女性が笑顔でいられる生き方を応援したい」という想いで、グルメや美容、マネー、恋愛・結婚をテーマにした記事の構成~執筆を行う。2児の母として、時短グッズの情報収集に余念がない。仕事・家事・育児に追われる日々の中、月に一度のネイルが癒しに。

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風呂内 亜矢

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌などメディア実績も多数。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』、『その節約はキケンです』がある。
●公式サイト:http://www.furouchi.com/

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