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私、もしかしてダサイ!? イマドキ女性は学生時代よりオシャレになったor疎くなった?

蒼井ニイナ

社会人になれば自分が稼いだお金で好きな服を買える! なんて思っていたのに、実際は毎日仕事でクタクタで休日も買い物に行く余裕なんてなくて……という人がほとんどなのでは? オシャレはしたいけど、心にゆとりがないとなかなか手が回らないものですよね。

Q.学生時代よりもオシャレになったと思いますか? それとも、疎くなったと思いますか?

 「オシャレになった」……47.1%
 「疎くなった」……52.9%

疎くなったという人のほうが若干優勢という結果に。みなさん、お疲れのようです。では、具体的な理由とそれにまつわるエピソードを、オシャレになったと思う人から見ていきましょう。

<「オシャレになった」派の理由>

■服にお金がかけられるようになった
・「いいものを買えるようになったので」(30歳/通信/事務系専門職)
・「自由なお金や行動範囲が増えたので」(32歳/建設・土木/技術職)
・「学生時代はお金もなく、Tシャツにジーンズだったので」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

社会人になって自由に使えるお金が増えて、好きな服が買えるようになったというのがもっとも多い回答でした。学生時代はほしくても買えなかったものが手に入るようになると、ファッションを楽しむ幅が広がりますよね。

■オシャレのセンスを磨いた
・「学生時代はファッションセンス0でしたが、雑誌など読む様になって、少しは改善された気がするから」(32歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「限られた服の中での着回しをきちんと考えるようになったから」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「持っている服も増えたし、まわりのアドバイスももらいながら、自分なりに工夫してきたから」(28歳/生保・損保/販売職・サービス系)

まわりの人のアドバイスを聞いたり、ファッション誌で研究をして、自分がもっとも似合う服は何かを研究したという人も。自分に似合う定番コーデがあれば、自信にもつながります。

■オシャレになるきっかけがあった
・「つい最近までは、GパンにTシャツが普通だったけど、好きな人ができてスカートとか履くようになった」(26歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「接客業で、容姿のことをよく言われるから」(24歳/自動車関連/事務系専門職)
・「まわりに化粧や服をきれいにしている人がいっぱいいるから、自分も感化されている気がするから」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

恋をしたり、身だしなみに気を使うような仕事だったりすると、自然とオシャレを意識するようになります。オシャレな人が多い職場だと、自然とファッションセンスも磨かれるので、自分なりに意識することが大切なようです。

<「オシャレに疎くなった」派の理由>

■外出する機会が減った
・「基本は会社と家の往復だけだから」(28歳/食品・飲料/技術職)
・「雑誌を読んだり買い物に行ったりする時間が減ったから」(29歳/その他/その他)
・「オシャレをする時間がなくなったのと、オシャレをして出かける場所がなくなった」(28歳/商社・卸/営業職)

平日は仕事で帰りが遅く、家と会社の往復で、休日は家でのんびり過ごすことが多くなると、なかなか外出しなくなってしまいますよね。仲のいい友だちが結婚をしてしまうと、ますます人と会う機会が減って遠出をしなくなり、どんどん流行に疎くなる一方……。たまには街に出てウィンドーショッピングを楽しんでみると、気分転換にもなっていいですよ。

■忙しいので
・「朝が早いので、オシャレが面倒になってしまっているから」(24歳/機械・精密機器/営業職)
・「本を読んだり買い物に行く時間がない」(23歳/小売店/販売職・サービス系)
・「子どもが2人いると自分のことは後回しになってしまうから」(32歳/金融・証券/事務系専門職)

仕事や家事に追われていると、オシャレはどんどん後回しに。女を捨ててしまうと、いつの間にやら年齢よりも老けて見られる……なんて事態になりかねません。短時間で準備できて、ちゃんとオシャレによく見えるような鉄板コーディネートを研究しておきましょう。

■仕事柄、オシャレをする必要がない
・「会社は制服なので、専門学生時代のほうが毎日考えていたと思う」(28歳/建設・土木/事務系専門職)
・「会社にオシャレな人がいない」(25歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「まわりも仕事中は地味な格好を心がけているから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

職場が制服着用だったり、職業柄あえて地味な格好をしている場合は、なかなかオシャレを楽しもうという気持ちにもなりませんよね。あまりにも無頓着になると、久々に会った友だちにも幻滅されてしまいます。せめて休日ぐらいは目一杯オシャレして街へ出かけてみましょう。

■流行の物に疎くなった
・「流行り物とか明るい色とか着なくなったから。オシャレよりも機能性重視の服ばかり求めるようになりました」(30歳/建設・土木/事務系専門職)
・「仕事に使える服という基準で判断するので、流行とかを考えないから」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

オシャレで何度も失敗を繰り返し、自分に似合う物と似合わない物の見極めができるようになると、流行物よりも自分に似合う、機能性の高い服を選ぶようになります。長く着られる質のいい服を着こなせればオシャレの上級者なのですが、汚れてもいいようなプチプラ服ばかりを選ぶようになると一気に所帯染みてしまうので、気をつけましょうね。

(蒼井ニイナ)

※画像は本文と関係ありません。

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数240件(22歳~34歳の社会人女性)。

※この記事は2015年07月05日に公開されたものです

蒼井ニイナ

大手メディア会社のPR/編集を経て、書籍の編集&ライターに。
数千話に及ぶ世界の童話集や日本の民話集を読んで育った原体験が影響し、本に関わる仕事を志す。
2014年2月に男児を出産し、現在は育児休暇中。産後は子育てやライフスタイル、ファッション、食にまつわる本を愛読。
趣味はフリースタイルの旅で、訪れた国は20ヵ国以上。旅先が舞台となった本を読み進めながら、自由気ままに旅するのを極上の贅沢としている。

書籍紹介サイト「ホンシェルジュ」にて、コラムとインタビュー記事を担当中。
http://honcierge.jp/niinaaoi

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