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難病のこと「あなた」はどのくらい知ってますか? 5月5日は世界肺高血圧症デー

「難病に対するイメージ」

バイエル薬品は、5月5日の世界肺高血圧症デーを前に、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)と難病に対する生活者の意識について、全国の20代~60代の男女1,000人を対象に調査を実施した。

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同調査から、多くの人が、難病は「社会生活が困難」「明確な治療法がない」「かかったら治らない」と考えていることがうかがえたが、その一方で、難病に対する認知の低さも浮き彫りになった。

「慢性血栓塞栓性肺高血圧症認知度」

特に、慢性血栓塞栓性肺高血圧症は、「潰瘍性大腸炎」や「パーキンソン病関連疾患」と比べ認知度は最も低い12.6%という結果になった。難病のとらえ方としては、自分や家族とは縁遠い病気だといううふうに考えており、日常感じている些細な症状の中に、いろいろな疾病や難病が隠れている可能性を疑う人は少ないこともうかがえる。

慶應義塾大学医学部 循環器内科 特任助教 川上崇史氏は「慢性血栓塞栓性肺高血圧症は、難病の中でも治療法がある疾患のひとつで、一般的には、難病に罹患すると『治らない』や『明確な治療法がない』というイメージがあるが、難病の中には、早期発見と早期治療で患者のQOLが著しく向上する疾患もある」と指摘している。

(エボル)

※この記事は2015年04月20日に公開されたものです

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