その発言アウトです! 男目線で「ないな」と思う逆セクハラ【イラストコラム】
「セクハラ」といえば男性から女性に、というイメージが強いですが、女性から男性への「セクハラ」も存在します。あなたがなんの気なく発した言葉、セクハラになっていませんか?
多くの男性が「ないな」と思っているのが、「男だから」や「男のくせに」という言葉。
これ、悪気なく言ってしまうこと、すごく多いですよね……。
自分だって「女だから」という理由でなにかを強要されたり否定されたりすることはとてもいやだと感じるのに、つい口走ってしまっているときがあるなぁと思います。
小さいころから「女の子なんだから、もっとおしとやかにしなさい!」とか「男の子なんだから、泣くんじゃない!」とか言われてきた積み重ねもあると思いますが、ジェンダーフリーな世の中になりつつあると言えども、潜在意識にある「性別の役割分担」は根強いものみたいです。
気をつけねばいけませんねぇ……。
恋愛について質問攻めにされたり、からかいまがいの下ネタをぶつけられることは、女性同様、男性でもいやだと感じるもの。
恋愛系は盛り上がるからとついつい話題にしがちですが、それ自体がわるいと言うより、聞き方や踏み込み具合なのかなぁと。
それから「お触り」はやはりセクハラになるみたいですよ!
「ソフトタッチでイチコロ」みたいな恋愛定説に踊らされてベタベタしすぎぬよう……。触られてうれしいかどうかは「相手次第」ということを忘れずにいたいですね……。
女性から男性への「セクハラ意識」が薄いのも、「セクハラは女が受けるもの」という固定観念のせいかなぁと思います。
きっと数としては男性から女性へのセクハラ被害のほうが多いのだろうけど、ふつうに考えて、男でも女でもいやなもんはいやですよね。
「まさか自分が!?」ということもあるのかもしれません。みなさんも自分がうっかりセクハラしていないか行動を振り返ってみてくださいね。
文・イラスト MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)/OFFICE-SANGA
※この記事は『その発言、アウトです! 男目線で「ないな」と思う逆セクハラ「男のくせに」「下ネタでからかわれる」』を再構成しています。
※この記事は2015年03月30日に公開されたものです