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お受験事情2015私立学校を選ぶポイントは「校風」「偏差値」「立地」 高校受験で4割の家庭は進学先を先生に相談しない

「私立に通わせた、通わせる予定」

オウチーノ総研は、「『子どもの進学先選び』に関するアンケート調査」を行い結果を公開した。事前に、子どもがいる40~59歳の既婚女性2,200名に「子どもは私立、公立どちらの小学校・中学校・高校に通わせましたか、もしくは通わせる予定ですか?」という質問をしたところ、小学校・中学校・高校のいずれかで「私立に通っている、通わせる予定だ」と回答した人は40.5%だった。いずれかで子どもを私立に通わせている、または通わせる予定だと回答した人のなかから553名に、「子どもの進学先として私立を選ぶ際、重視する項目は何ですか?」と聞いたところ、最も重視しているのは「校風」、次いで「偏差値」、「立地」だった。

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最も重視するのは「校風」

子どもがいる女性2,200名に、「子どもは私立、公立どちらの学校に通わせましたか?もしくは通わせる予定ですか?」という質問をした。

結果、「私立に通わせた、もしくは通わせる予定だ」と回答した人は、小学校5.4%、中学校20.3%、高校39.2%だった。

小学校・中学校・高校のいずれかで私立を選んだ人、もしくは選ぶ予定の人は40.5%だった。

私立を検討した理由は、小学校では「授業が充実するから」(54歳)や「ユニークな教育に感動したから」(56歳)など、教育環境の良さを挙げる声が最も多かった。次に、「部活や勉強に専念させたいから」(55歳)や「大学受験回避のため」(55歳)など、一貫教育であることを挙げる意見が多かった。中学校でも小学校同様、「教育環境の良さ」と「一貫教育」が理由として多く挙がった。高校では、「本人・親ともども学校に満足していたので中学校からエスカレーターで進学したから」(51歳)と、中高一貫の中学校からからそのまま高校に進学したという声が最も多かった。

子どもの進学先を決める際、子どもや先生の意見を取り入れたか聞いた。

「お子様の進学先を決める際、お子様の意見をどれくらい取り入れましたか?」と質問した。小学校進学時の場合、「全て親が決める」と回答した人が66.0%と多数派だった。

中学校進学時の場合は、「全て親が決める」は19.5%、「子どもにも聞くが、ほとんど親が決める」が26.8%、「親子で同じくらい意見を言い合い、一緒に決める」が37.6%と子どもの意見を尊重するようになっている。

高校進学時の場合は、「親子で同じくらい意見を言合一緒に決める」が42.5%、「親も意見は言うが ほとんど子決める」32.0%が多かった。高校進学では子どもの意見を取り入れる家庭が大半なようだ。

「お子様の進学先を決める際校 ・幼稚園 や塾・予備校の先生に相談しまたか?」 と聞くと、 小学校進学時の場合、「どちらにも相談していない」が84.3%だった。

中学校進時の場合は、「塾・予備校の先生に相談した」が34.9%、「どちらにも相談していない」が51.4%と多かった。中学受験に関しては学校の先生より塾・予備校の先生に相談する人が多いようだ。

高校進学時の場合は、「学校と塾・予備校、どちらの先生にも相談した」が16.6%、「学校の先生に相談した」が16.6%、「塾・予備校 の先生に相談した」が16.8%、「どちらにも相談していない」が40.8%という結果だった。

小学校進時は84.3%、中学校進時は51.4%、高校進学時は40.7%が家庭内で進学先を決定 していることが分かった。

(エボル)

※この記事は2015年02月06日に公開されたものです

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