子育てでイライラ!心をラクにするための方法「子供に理想を押し付けない」
「自分の子供なのに可愛く思えないときがある」「世話をしているとイライラする」子育てにそんな悩みは付き物です。子供を育てたことがある人なら、誰もが一度は悩むこのイライラ。それを軽くする方法をご紹介します。
【子育て以外のことでかがやく私。子育てに向いていないのかも、と思うとき】
子育てにイライラしてしまう……私だけ?
「自分の子供にこんなにイライラしてしまうなんて、私って異常? 虐待の前兆なの?」と悩んでしまっているお母さんは少なくありません。このイライラは誰しもが感じるものですが、考え込みすぎてしまうと、育児ノイローゼになったり、最悪の場合、子供に手を上げたりしてしまう危険があります。
イライラしてしまうのは当然のことだと理解し、それを軽減する対処法を覚えましょう。
イライラしてしまうのは当たり前
そもそも、どうして子どもにイライラしてしまうのでしょうか? 自分の大切な子供、愛している子供とはいえど、自分の思い通りの行動をしてくれなかったら、誰しもがイライラとしてしまうものです。「自分の子供なんだから、何をしても可愛い」なんて思うことができる人の方が少数でしょうし、子供の行動をなんでもかんでも許してしまい、しかることをしなければ、その子の未来に影響を与えてしまうかもしれません。
イライラしてしまうこと自体に、ストレスを感じる必要はないのです。
子供に理想を押し付けなければ楽になる
しかし、イライラするということは、自分にとって、あまりいいことではありません。できれば、朗らかな気持ちで子どもと向き合いたいですよね。イライラを軽減させるために必要なことは、まず、自分の理想を作り上げ、それを子供に押し付けないことです。
自分の思い通りにいかないからイライラしてしまうのであって、理想や比較対象を持たなければ、そういうことにはなりません。
子供より自分!
また、イライラしてしまう子供の行動を無理に直そうとすると、余計にストレスを感じイライラしてしまいますが、子供の行動を変容させることは、言葉では難しいものです。そのようなストレスを緩和するには、子供よりも自分の行動を変える方が簡単です。
子供がいつもいたずらをするものがあれば、いたずらしたあとに毎度しかるのではなく、それを目に付かない場所にしまうなど、先手を打って行動をしましょう。
子供に対してイライラしてしまうのは、当然のことです。それを一つ一つ気に病むことはせず、自分の考え方や行動を変えることによって、ストレスを少しでも軽くし、子供と接していきましょう。
※この記事は2015年01月19日に公開されたものです