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やっぱり同性がいい!? プロポーズされたことを最初に話す相手

あなたがプロポーズされたとき、それを最初に報告したい相手は誰でしょうか? 今まで育て見守ってくれた両親に報告したいという人もいるでしょうし、親友に話して喜びを分かち合いたいという人もいるでしょう。今回は被プロポーズ経験者300人を対象に、「誰に最初に話したか?」や「そのとき印象に残っていることは?」などをアンケート。気になる報告相手のリアクションも教えてもらいました。

プロポーズされたとき、最初にそれを話した相手は誰ですか?

母親……43.3%
親友……30.7%
兄弟姉妹……7.0%
誰にも話してない……5.3%
親友というほどではない友達……4.7%
同僚……3.3%
父親……2.7%
親戚・その他……3.0%

「その他」に挙がったものには「両親」「祖母」「いっせいにFacebookで報告した」などがありました。SNSで報告したら各所からのお祝いメッセージがすごそうです。誰かに聞いてほしい喜びを一斉にたくさんの人に知ってもらえますし、疎遠になりがちな昔の仲間たちへの近況報告にもなるので、SNSのメリットを最大限に活用した報告スタイルといえるでしょう。もちろん、それが恥ずかしくて、あるいはなんとなく嫌で「SNSでは報告しない」という人も多そうですが……。

報告の相手で、最も多かったのは「母親」、次いで「親友」となり、この2つが双璧みたいです。母への感謝の気持ち、そして同性同士の友情にも似た母との絆、この2つの要素を兼ね備える「母親」が最初の報告相手に多く選ばれているというのは頷ける結果ですね。

「親友というほどではない友達」「同僚」などは、まず身近にいる人に報告した感じでしょうか。嬉しさを抑えきれず、家族や親友に話す前に、最初に会った人たちに話してしまうという心境も想像にかたくないですね。

話した結果、相手はどんな反応でしたか?

祝福された……54.0%
驚かれた……18.7%
特に反応はなかった……15.7%
反対された……5.0%
嫉妬された……1.0%
その他……5.6%

圧倒的に多かったのは「祝福された」となりました。順当なお付き合いの結果婚約に至った、という2人の交際の背景もうかがわせます。

「反対された」という人の内情は、「若すぎると言われた」「相手の家庭事情を鑑みて」などが挙がっていました。やはり結婚となると、当人同士だけの問題でなく家族ぐるみのお付き合いとなってきますから、そのあたりにいかんともしがたい壁がありそうです。

「その他」には「(相手がダメンズだったので)苦笑いされた」や、変わったところでは「(同僚が)一緒にキモがってくれた」などがありました。お相手の男性がキモい方だったのでしょうか……?

プロポーズされたことを打ち明けたとき、印象的だったことを教えてください。

これは、「打ち明けた相手別」にリアクションを見ていきましょう。

【母親】
「喜ばれるより寂しがられた」「よかったねぇと涙を流してくれた」「大丈夫なの?と心配された」「彼氏すらいないと思われていたので詐欺かと疑われた」「無職でプロポーズしてくるなんて何事!?と驚いていた」などなど。

多かったのはやはり「喜んでくれた」でしたが、さみしさが混じりつつの喜び、というのが母親のリアクションの傾向のようです。また、娘の将来を案じる気持ちが強いのも母親ならでは。

【親友】
「電話の向こうで号泣された」「自分以上に喜んでくれた」といった喜び系リアクションとあわせて、「遊び相手がいなくなるから結婚しないで、と素直に言われた」「(報告した親友にたしなめられて)なんであの人と付き合ったんだろう???と思った」「付き合ってもない人だったのでやめたが良いと言われた」などもありました。相手のためを思って正直なところをぶつけてくれるのも親友同士の信頼関係ならではですね。

【兄弟姉妹】
「とても喜んでくれた!」「良かったね、やっとだね~と言われた」「おめでとうと行ってもらえて涙がでた」などなど。

兄弟姉妹のリアクションは、ズバリ「手放しで喜んでくれる系」が多い傾向です。兄弟姉妹は、両親ほど責任を負ってはいないけれど肉親の情による結びつきは強い、という立場。「おめでたい」という一点にフォーカスして喜んでくれるわけですね。

【父親】
「相手が誰なのか解らず不安がっていた」「何か言われるかと思ったけど、『自分が良いと思ったならそれでいい』とすんなり認めてくれたのでちょっと驚いた」など。

「娘はやらん!」といってちゃぶ台をひっくり返す父親像は過去のものになってしまった様子です。「父がスッと認めてくれて、娘が拍子抜けする」という構図が多く見られました。とはいえ娘がお嫁にいって寂しくない父親はいないので、そんなお父さんたちの内心の寂しさを想像すると心に迫るものがあります。男は黙って背中で泣くんですねえ。

【同僚】・【親友というほどではない友達】
「やっぱりと言われ祝福された」「ランチで根掘り葉掘り聞かれた」「あまりにも普通すぎてつまらなかった」などなど。

これくらいの間柄になってくると、喜びを爆発させてお祝いしてくれるのからは段々遠ざかっていくようです。中には「内心の嫉妬を感じた」なんて声も。女同士の無言の戦いが勃発しているその緊張感が伝わってきます。

報告する相手によって、リアクションの方向性がおおむね一定になるのは面白いですね。親は心配したり喜んだり反対したりといろいろ案じることが多くて大変そうですが、親友や兄弟姉妹は喜んでくれるケースが多いようです。プロポーズの報告、あなたなら誰に最初にしたいですか?

※「マイナビウーマン」にて2014年11月にWEBアンケート。有効回答者数300人(20~50代の女性)

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2015年01月05日に公開されたものです

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