2014年の外食トレンド、消費者の注目1位は「熟成肉ブーム」
カカクコムは、同社が運営するランキングとクチコミのグルメサイト「食べログ」において、2014年の外食シーンを振り返って話題となったメニューやトレンドに関するアンケート調査を実施した。
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「パンケーキブーム」と「『俺の』系列レストラン」は認知率が6割を突破。注目度でもトップ3に入り、2014年も2013年同様外食トレンドの目玉となった。2014年新たに話題となった「高級ポップコーン」や「ランチパスポート」、ドラマ効果で話題の「ウイスキー」なども高い認知率を獲得した。
最も注目された外食トレンドのトップは「熟成肉ブーム」(18.2%)。海外の有名ステーキ店の日本初上陸や大手外食チェーンにおけるメニューへの導入などで、以前より身近に楽しめるようになったためと考えられる。続いて、「『俺の』系列レストラン」(14.3%)「パンケーキ」(10.7%)が挙がった。
男女別では、「熟成肉ブーム」は男性中心(男性20.7%・女性13.8%)、「パンケーキブーム」は女性主導(男性6.6%、女性18.1%)であることが明らかになった。その他、「ランチパスポート」は女性、「ウイスキー」「ちょい飲み」は男性からの得票が多かった。
選択肢にない外食トレンドをフリーアンサー形式で尋ねたところ、「日本酒」「ブルーボトルコーヒー」「アサイー」「ジビエ」が特に目立つ結果となった。「日本酒」については、世界的な日本食ブームに連動した人気の上昇について言及するコメントが複数寄せられた。「ブルーボトルコーヒー」は〈コーヒー界のApple〉とも称されるアメリカで大人気のコーヒーショップで、日本第1号店オープン前にもかかわらず、すでに注目を集めていることがわかった。
【調査概要】
調査対象:20歳以上の食べログ ID登録ユーザー
調査方法:メールマガジンによる調査
回答者数:16,398人(男性10,559人、女性5,839人)
調査期間:2014年11月18日~11月21日
調査実施機関:カカクコム
(エボル)
※この記事は2014年12月11日に公開されたものです