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「イライラ」の中に幸せのヒントが! 嫌なことを書くだけで人生がうまくいくワケ

『書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート』

『書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート』

仕事でミスをして上司に怒られた、つまらないことでカレとケンカしてしまうなど、日々の生活の中で「嫌なこと」はたくさんありますよね。そんなことばかり続くとイライラしてしまうはず。

書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート』(著・嫌なことノート普及委員会/アスコム刊)によれば、「嫌なこと」にはパターンがあるそう。

みなさんは自分の「嫌なこと」のパターンを把握していますか?

■あなたの「イライラ」はどのタイプ?

同書によれば、「嫌なこと」は次の4つに分類できるとのこと。

1.自分に起きた「嫌なこと」

(例)
・上司の無駄話につきあわされて残業しなければいけなくなった
・トイレに行ったら紙がなかった
・ダッシュしたのに電車に間に合わなかった

パターン1は単純に、自分が嫌だと感じたことです。ささいなことも含めれば、たくさんあげられるのではないでしょうか。

2.自分のまわりの他人に起きた「嫌なこと」

(例)
・同僚が上司に怒られていた
・友だちが彼氏に振られた

パターン2は、自分がその人の立場なら嫌だと感じることです。これに気を配ることで観察力や課題発見力が養えるそう。

3.自分がやってしまった「嫌なこと」

(例)
・先輩に言葉づかいを指摘された
・自分のミスで上司に迷惑をかけた

誰かに嫌な思いをさせてしまっても、本人は気づかないものです。相手に迷惑をかけていないか考えるだけでも、未然に防ぐことができるようになります。

4.テレビ、新聞、ネットや街中で見た「嫌なこと」

(例)
・ドラマに登場する悪役が許せない!
・不祥事を起こしたタレントの謝罪会見にモヤモヤ……
・マナーの悪い人を見かけた

自分には関係のないことでも、嫌だと感じることがパターン4。これを意識することはで、「嫌なこと」を気づきやすくなるそう。

■嫌だと感じたらすぐにメモする

この4パターンを覚えておくと、自分がどんなときに嫌だと感じるのか知ることができます。さらに、嫌だと感じたことをノートに書きとめることで頭の中を整理することができ、ストレスや怒りから解放される効果があるとのこと。また、その中に成功のヒントが隠れていたり、時間管理がうまくなったりするメリットもあるといいます。

ささいなことでもかまわないので、ちょっとでも不愉快だと感じたことをすぐにノートへ書いていくのがポイント。筆記用具がないときにはスマホのメモアプリを活用してもOKなので、嫌だと感じてから時間をおかずにメモすることが大事なのだとか。

メモに残すのは「時間」「場所」「起きたこと」の3つ。たとえば、仕事が残っているのに定時で帰ってしまった後輩にイラッとしたときには、「午後7時、オフィス、後輩が残業しないで帰った」といった感じでメモしていきます。

このようにメモしていくことで、嫌なことと上手に付き合えるようになるのだとか。また、個々に対策を考えることで問題を解決することができ、スキルアップやコミュニケーション能力の向上にも効果的だそう。

嫌なことが起きるとネガティブにとらえてしまいがちですが、これをメモすることで人生に役立つと思えば、前向きに過ごすことができそうですね。

(OFFICE-SANGA)

※この記事は2014年11月30日に公開されたものです

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