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人事評価はどう決める? 課題、制度の見直しが必要と考え悩む担当者が7割超え

Q.人事評価を行う際に具体的にどのような点で悩むことがありますか

人事評価システム・運用支援を専門とする「あしたのチーム」では、2014年11月12日から2014年11月14日の期間中に、人事に関するインターネットアンケートを行い、マネージャー職など実際に評価を行う評価者400人を対象に調査を実施した。

【人事のプロがこっそり教える“会社で評価される人、されない人?の違い】

あしたのチームが実施した調査結果によると、人事評価について部下が満足しているかどうかという質問に対し、評価者は「満足している」と回答した人が、全体で6.3%だった。「やや満足している」と回答した38.8%を合わせると45.1%と半数に満たない結果だった。人事評価に関して部下から不満の声が「ある」と回答した人が64.3%と半数を超えたが、前回調査では、従業員は上司に対し人事評価に対する不満を伝えたことが「ない」と回答した方が74.3%だった。

人事評価を行う際に悩んだり、困ったりすることが「ある」と回答した人は74.8%となり、7割以上が人事評価の際に悩んだり、困ったりしている事が明らかになった。どのようなことで悩んだり、困ったりするのかを尋ねると、最も多い回答は「目標設定があいまいなため、評価を下しづらい」52.5%で半数以上の方が悩んでいることが明らかとなった。次いで、「評価基準があいまいなためフィードバックを的確に行えない」43.1%、「評価と報酬の関連性がもてていないと感じている」38.8%という結果だった。

課題として感じている事を尋ねたところ、最も多くの人が課題に感じると回答したのは「給料や報酬の決定方法」で合計88.6%であり、次いで「部下の評価の結果に対する合意」77.3%、「フィードバックや部下を評価する時間が取れない」71.3%、「部下との関係性で贔屓が出てしまう」62.5%だった。

【概要】
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式
アイリサーチ登録モニターのうち、従業員300名未満の会社で、人事評価をする立場である男女20歳~69歳を対象に実施
有効回答数:400人
調査実施日:2014年11月12日~2014年11月14日

(エボル)

※この記事は2014年11月29日に公開されたものです

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