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【お悩みガールズ白書】合コン必勝法、「さしすせその法則」

ジェーン・スー

◆ストレスになるなら「盛り上げ役」に徹するべし!


ジェーン あと、私、すごいところに気がついたんですよ。「合コンで盛り上げ役に徹してしまい悩んでいる」という今回のお悩みですが、アンケートでそういう経験が「ある」って答えた人が21.1%で約20%。「ない」って言った人が78.9%で約80%。これ、割っていくと1:4じゃないですか。これ、合コンの参加人数の割合なんですよ。つまり、合コンでは幹事とか、盛り上げ役の子って、必ずひとりはいるじゃないですか。その人が、毎回自爆しているって話ですよ、これ! で、幹事とか盛り上げ役をしない残りの4人は、しれーっとしているってことですよ。ここで、「損した経験はない」という人の意見を見るとね、

「盛り上げ役として向いてないので、やってみようと思ったこともありません」。33歳、北海道の方。あとですね、「いつも元気な友だちが企画してついて行くだけだから」という27歳の方。でしょ? こういうことでしょ?

小林 はい(笑)。

ジェーン 一方で、毎回地雷を踏んでしまう合コンオーガナイザーの方の意見はコチラ。

「合コンの幹事を引き受けると、どうしても責任を感じてしまい場の盛り上げ役になってしまいます。楽しく飲めるよう盛り上げていたら、いいなと思っていた人と何の進展もなく終わる」という方。「常に盛り上げ役で、かわいさアピールはまったくできない」という33歳の方……わかります!

小林 なんか、男性ががんばって盛り上げ役をやっているのって、女性はきちんと見抜くので「格好いいな」とか「素敵だな」って思えるじゃないですか。でも、男性は、女性が「みんなを盛り上げている」っていう「気遣い」とか「やさしさ」っていうのを見抜けないんですかね?

ジェーン 「うるさい」としか……? それか「おもしろいけど……」みたいな。

小林 彼女としてはちょっと……みたいな?

ジェーン そうそう。

小林 じゃあ、合コンを主催しないで、誘われるのを待ったほうがいいんじゃないですか?

ジェーン ただね、私の結論としては、合コンでずっと黙っているとストレスが過剰にたまっていくから、行ったらもう盛り上げていこう! みんなで神輿担ごう! だって、合コン以外で彼氏探せばいいだけの話だし(笑)。

小林 そうですね(笑)。

◆ジェーン・スーより
せっかくの合コンで、盛り上げ役に徹してしまう人の気持ちは痛いほどよくわかる。男幹事より上手に仕切れる自分が抑えられない…なんてこともありそう。つまりだな、合コンに向いてないんだよ! それはもうしょうがないです。「ほかの人が盛り上げないからいやいややってるのに!」っていうならば、一度完全に猫かぶって黙ってみたらいいです。自分が黙っていても、周りは盛り上げ役の不在に困らずそこそこ楽しんでるし、つまりは自分が盛り上げたいだけなんだよー。

<番組情報>
◆週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』
毎週土曜日 19時~21時生放送
出演:ジェーン・スー
http://www.tbsradio.jp/sd/

<ジェーン・スー>
東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)。2014年7月24日(木)に2冊目の著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)が発売。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年11月15日に公開されたものです

ジェーン・スー

東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。TBSラジオ「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー 相談は踊る」が現在毎週土曜、生放送中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)、ラジオ『相談は踊る』の書籍版『ジェーン・スー 相談は踊る』(ポプラ社刊)。

『ジェーン・スー 相談は踊る』
http://www.tbsradio.jp/sd/

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